2027年卒業生の調査
2025-12-08 11:48:51

2027年卒業予定者のインターンシップ調査から見えた新たなキャリア形成

はじめに



株式会社インディードリクルートパートナーズのリサーチセンターが行った「2027年卒 インターンシップ・就職活動準備に関する調査」では、大学生・大学院生を対象にインターンシップなどのキャリア形成支援プログラムについての意識や参加状況が調査された。この調査結果を通じて、学生たちの就職活動におけるインターンシップの重要性や影響を深く理解することができる。

調査概要と方法



この調査は2025年9月21日から10月8日の間にインターネットを通じて実施され、大学生434人と大学院生93人が参加。調査の内容は、インターンシップを含む様々なキャリア形成支援プログラムに関するものであり、主に企業からのアプローチや学生生活との両立に焦点が当てられた。

インターンシップ参加の影響



調査結果によると、インターンシップに参加することで選考の一部免除や、早期選考案内を受けられる企業のプログラムは約50%であり、さらに高い割合のプログラムが存在していることが明らかとなった。その結果、実際に参加した学生の72.6%が企業からのアプローチを受け、65.6%が参加者限定の選考案内を受け取ることができたという。

これからの採用活動において、インターンシップの参加が就職活動を有利に進める一助となることは間違いないようだ。

学生生活との両立



しかし、インターンシップ参加毎に学生生活に影響があることも見逃せない。調査では、約8割の学生がアルバイトや趣味の時間を削るなど、他の活動とのバランスを維持するのに苦労しているとの回答があった。また、学業に関しては、参加による単位や成績への影響を「特に無かった」と答えた学生が76.8%を占めたにもかかわらず、68.2%は授業との重複によってインターンシップを断念した経験を持つことが分かった。

学業への影響



とはいえ、インターンシップ参加によるポジティブな影響も多く見られる。「学業に取り組む意欲が高まった」と感じている学生は76.2%に達しており、学業への好影響も確認される結果となった。これらの結果は、インターンシップが単に就職活動での優位性を提供するだけでなく、学生の自己成長や意欲を促進する機会にもなることを示している。

まとめ



調査の結果は、学生が今後のキャリア形成に向けた意識を高めるための指針ともなり得る。企業の採用活動が活発化していく中で、学生たちにはしっかりと学業を続けながら、自分に合ったキャリアを選択していってほしい。成功させるためには、インターンシップなどのプログラムを積極的に活用し、バランスを取りつつ充実した学生生活を送ることが求められる。

最後に



今回の調査に関する更なる詳細は、株式会社インディードリクルートパートナーズの公式ウェブサイトでPDFとして公開されているので、興味のある方はそちらもチェックしてみてほしい。


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会社情報

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株式会社インディードリクルートパートナーズ
住所
東京都千代田区丸の内1丁目9番2号
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