NUTS FILMと1LDKが手を組み、新たな映像制作スタジオ「6FILM」を設立
東京都渋谷区に本社を置く株式会社NUTS FILMと、品川区に本社がある株式会社1LDKが共同で、縦型ショート映像専門の制作スタジオ「6FILM(ロクフィルム)」を立ち上げたことをお伝えします。
「6FILM」とは?
「6FILM」は、NUTS FILMが映像制作のディレクションを行い、1LDKが企画・プロデュースを担当するスタジオです。この協業によって、上流の企画から納品、さらにはマーケティングの領域まで一連のプロセスを迅速にこなすことが可能になります。依頼者はスムーズに相談でき、スピーディな納品を期待できることでしょう。実際の制作イメージには、縦型ショートドラマ、バラエティ、広告クリエイティブが含まれ、これらに必要な企画、演出、撮影、編集、キャスティングなども一貫して行います。
設立の背景
近年、縦型動画の市場が注目される中、そのトレンドは急速に変化しています。各プラットフォームやSNS上で、さまざまなジャンルと内容のコンテンツがあふれています。このような状況下、多くのコンテンツが生まれる一方で、視聴者の記憶に残る作品が少なくなっていると感じられます。
そのため、「6FILM」では、視聴者の心に残るクリエイティブな作品を制作することを目指しています。急速に変わる縦型動画の領域で、普遍的に愛される内容を提供することが「6FILM」の重要な使命とされています。
株式会社NUTS FILMについて
NUTS FILMは、斬新なアイデアと技術を活かしたショートフィルム制作で知られています。引き続き、若手ディレクターの有山氏のもと、目を引く映像作品を次々と発表することが期待されています。また、広告業界でも、企業のブランドメッセージを効果的に消費者に伝える手法を模索し、有名企業とのコラボレーション実績があります。2023年には、複数の賞を受賞し、この業界での地位を確立しました。
株式会社1LDKについて
1LDKは、女性向けのマンガやボイスドラマ、ショートドラマのIP開発に特化した企業です。創業当初から、自社でのIP開発と共に、第三者との共同プロジェクトを推進しています。これにより、革新的なコンテンツ制作の可能性を広げています。
代表者のコメント
両社の代表者は、スタジオ設立にあたり熱い意気込みを語っています。NUTS FILMの有山周作氏は、「ショートフィルムは短い時間で感動を与える力がある」と述べ、観客に何らかのきっかけを与えたいという思いを語りました。また、1LDKの朝岡優太氏は、ショートドラマ市場への進出を決意した理由として、自社の事業の多角化と新たなメディアミックスの可能性を挙げました。両者の協業により、今後多くの心を打つショートコンテンツの誕生が期待されています。
まとめ
新たに誕生した「6FILM」は、短い映像の中に込められた強いメッセージやストーリーを追求し、多くの人々に感動を与えることを目指しています。今後の展開に注目し、2024年にはさらに魅力的なコンテンツが生まれることを期待しています。