フクシマガリレイ、鹿児島での社会貢献活動
フクシマガリレイ株式会社が、地域の食生活向上とフードロス低減に貢献する取り組みとして、鹿児島県に本拠を置くNPO法人JOYステーション「フードバンクお助けマン霧島」に業務用冷凍庫(GRD-186FMD)を寄贈しました。この寄贈は、2021年6月16日に行われ、活動の意義が改めて強調されました。
寄贈式には、鹿児島県薩摩川内市の上川内町にある「フードバンクお助けマン霧島」の薩摩川内支部で関係者が集まりました。現地には、薩摩川内市議の山中氏や、フードバンクの代表理事の村上光信氏、さらに地域福祉課長の山内氏らが出席し、活動の意義を共有しました。寄贈された冷凍庫は、食材の保管や配送を支えるものであり、地域の子どもたちへの温かい食事提供の一助となります。
フクシマガリレイの社会貢献活動
フクシマガリレイは、税引き前利益の約1%を社会貢献に充てる「ガリレイ1%クラブ」を通じて、社員全員が参加する形で社会貢献活動を行っています。この取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)にもつながるもので、特に食生活の向上とフードロスの削減を重視しています。これにより、単なる企業活動にとどまらず、地域や社会全体への寄与を目指しています。
フードバンクお助けマン霧島の役割
「フードバンクお助けマン霧島」は、生活に困難を抱える家庭や、親の帰宅が遅い子どもたちに食事を提供することを目的としています。地域の支援があって初めて成り立つ活動であり、2020年には全国で5,000カ所以上の子ども食堂が運営されていることからも、その重要性が伺えます。このような活動は、支え合いのコミュニティを作り出し、地域の絆を深めることに寄与します。
- - 寄贈式は薩摩川内市庁舎で開催され、市長の田畑誠一氏も出席。地域と企業が連携し、共通の目的に向かって邁進する姿勢が見受けられました。
活動の広がりと未来
フクシマガリレイの取り組みは、地域に根ざした活動を通じて拡がりを見せています。冷凍庫の設置により、食材の保存管理がしやすくなり、その結果、食事の提供がよりスムーズになります。今後も継続的に地域に寄与することが期待されています。
また、子どもたちへの食事提供に加えて、地域全体の食生活の質向上を目指し、さらなる取り組みが進められることが求められています。企業とNPOが連携し、SDGsの理念を具体化することで、持続可能な社会の実現に向けた道筋が見えてくるでしょう。
会社概要
フクシマガリレイ株式会社は、大阪市西淀川区に本社を置く企業で、業務用冷凍冷蔵庫やシステムの設計・施工を行っています。設立から70年以上にわたり、多様な技術とサービスを提供し、業界内での地位を確立しています。今後も、地域社会への貢献を念頭に掲げ、さらなる活動を続けていくことが期待されています。