ジュゴン調査ツアー
2025-09-02 11:06:25

沖縄・宮古島のジュゴン調査ツアーがJapan Travel Awards 2026にファイナリスト選出

沖縄・宮古島発「ジュゴン調査ツアー」の魅力



一般社団法人マナティー研究所が企画・監修した「ジュゴン調査ツアー」が、Japan Travel Awards 2026のファイナリストに選ばれました。このツアーは、宮古島の美しい海で絶滅危惧種であるジュゴンをテーマにした“調査型エコツーリズム”です。参加者は海の生態系や環境保全の重要性を学びながら、ジュゴンの痕跡を観察するユニークな体験が待っています。

この取り組みは、地域企業である(株)蟹蔵との協力により、観光と環境保全の調和を目指した先進的なプロジェクトとして評価を受けています。Japan Travel Awardsは、多様性や持続可能性を重視し、全国の観光事業を表彰する名誉ある賞です。206件の応募の中から選ばれた15件の中に本ツアーが入ったことは、関係者にとって大きな誇りです。

体験型ツアーで学ぶジュゴンの生態



「ジュゴン調査ツアー」は、宮古島の周辺海域でジュゴン・ダイバーシティを体験できるプログラムです。参加者は、宮古島の伝統的な木造漁船「サバニ」に乗船し、ジュゴンが食べる海草の痕跡やフンを探します。これにより、参加者は海洋生態系の仕組みや保全の必要性を自然の中で学ぶことができます。

観光の楽しさを提案するこのツアーは、自然との親密な関係を築く「海の授業」のような構成になっています。全国的に見ても類を見ない体験型のツアーとして、参加者から高い評価を受けています。

マナティー研究所と蟹蔵が提供する特別な体験



「ジュゴン」は、体長3メートル以上・体重は300kgを超える草食性の生物で、天然記念物として特別に保護されています。沖縄県宮古島では、2024年までに13回の目撃情報が届けられ、今もこの地には生きるジュゴンがいるとされています。ツアーのガイドを務める(株)蟹蔵の吉浜崇浩氏は、学術的にも非常に貴重なジュゴンの食痕やフンの発見者です。当時の経験談を直接聞ける機会は、参加者にとって特別な価値があります。

「ジュゴン調査ツアー」は、一貫して海の生き物の暮らしに基づく教育的視点を重視しています。企画・監修をされているマナティー研究所は、ジュゴンと同じ海牛類に特化した学術団体であり、専門的知識を参加者に提供し、海草藻場や海の生物について深く学べるプログラムを構築しています。

ツアーの進化と未来の展望



「ジュゴン調査ツアー」は、今後さらにコンテンツの充実を図りつつ、多様なアプローチで参加者に新たな学びを提供し続けます。まず、海牛類の専門家とともに同行するガイドを設け、ジュゴンやウミガメといった海の生物についての知識を掘り下げます。

9月末からは新たにシュノーケリングを取り入れたプログラムも始まります。参加者は直接海に潜り、ジュゴンたちの住処を探検し、その生態について学べる機会が得られます。

また、新たな調査手法「マンタ法」を利用することで、広範囲にわたる生物観察が行えるようになり、特にジュゴンの生息環境や食性を探る一助となります。この体験は、安全面にも配慮され、お子様でも安心して施行できます。

さらに、将来的には海草の植樹体験も盛り込む計画があります。ジュゴンの餌となる海草の植樹を通じて、環境保全の意識を育てる狙いです。

2026年2月8日には、ジュゴンやマナティーをテーマにした「海牛祭り」を開催する予定です。研究者による最新情報の発表や体験談を交え、参加者の皆さんにとって貴重な学びと出会いの場となることでしょう。

このように、「ジュゴン調査ツアー」はただの観光に留まらず、参加者を海の保護者へと育てていくプロジェクトです。沖縄の海をより良い環境にするため、私たちと一緒に学び、楽しんでみませんか?

詳しくはジュゴン調査ツアー公式ページをご覧ください。


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会社情報

会社名
一般社団法人マナティー研究所
住所
東京都中央区
電話番号

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