2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、北摂地域の魅力を一つにまとめたご当地弁当「北摂弁当」が誕生しました。このプロジェクトは、北摂地域に位置する豊中市・池田市・吹田市・高槻市・茨木市・箕面市・摂津市・島本町・豊能町・能勢町と、学校法人村川学園の協力によって実現されました。地域の高校生や大学生からレシピを募集し、地元の新鮮な食材を生かしながら構成されたこの弁当は、地元愛と食文化のPRを目的としています。
北摂弁当は合計9品からなり、それぞれの料理には北摂エリアの食材が使用されています。例えば、豊能町のゴボウと豊中市のジャガイモを使用した「ガランティーヌ」や、池田市のはちみつを使った「たけのこミニグラタン風」が代表的なメニューです。このように、各市町の特色が生かされた創意工夫に満ちた料理が揃っています。
お披露目会は2025年1月21日に開催され、北摂7市3町の首長も参加し実際にこの弁当を味わいました。この会では、採用レシピの紹介や、参加者全員での記念写真撮影も行われ、北摂弁当の存在感を強調しました。
各料理の魅力を詳しく見ていきましょう。まず、「ガランティーヌ」は、鶏肉を使った料理にゴボウとジャガイモが加わったものです。香ばしい風味と組み合わせが特徴で、地域の味をダイレクトに感じることができます。次に、地元の恵みが詰まった「茄子と魚の挟み揚げオーロラ味噌添え」では、茨木市の龍王味噌を使用し、甘くて濃厚な味わいが広がります。
また、「黒豆をまとったさつまいもコロッケ」は、能勢町の栗と豊能町のブロッコリーを使ったユニークな一品で、見た目も華やかです。さらに、「柚蒸し寿司」や「白菜巻き五目炒飯」など、色とりどりの素材が本地域の特色を反映した料理が魅力的です。
北摂弁当の完成は、地元の魅力を再認識させる素晴らしいイニシアティブであり、2025年の万博も見据えた地域活性化の一環として、大いに期待されています。地元の食材を活かした料理を堪能することで、地域の文化や風土に触れることができるのは、この弁当ならではの特色です。お近くの方は、ぜひ北摂弁当を味わってみてください。
詳細については、豊中市の公式サイトもチェックしてみましょう。リンクも下記に記載しています。
豊中市公式サイト