2023年、株式会社テイ・デイ・エスとGOB Incubation Partners株式会社が共同で新会社tensorXを立ち上げました。この新しい企業は、両社の強みを活かし、デザイン経営とデジタルトランスフォーメーションを推進することを目的としています。
tensorXの設立背景
広告デザイン制作の分野で40年以上の経験をもつテイ・デイ・エスと、企業変革のエキスパートであるGOB Incubation Partnersが手を組み、tensorXが誕生しました。日本の企業は、デザインとデジタル技術を融合させたビジネスモデルの革新が求められていますが、実際には多くの企業がこの課題に直面しています。tensorXは、このようなニーズに応えるために設立され、経営に新たな視点を提供することを目指しています。
これまで両社は、海外のデザインやデジタル企業とのパートナーシップを深めるために、3年間にわたる視察活動を行いました。この活動を通じて得られた知見やノウハウを日本市場に効果的に導入することが、tensorXの重要な使命となります。
tensorXの3つのミッション
1.
人材育成:デザイン経営に優れた人材を育成し、日本の企業が国際的に競争力を持てるよう支援します。
2.
プロトタイピング支援:製品やサービスの開発において、プロトタイピングを活用し、迅速な市場投入を実現します。
3.
デザインの可視化:デザインの効果をデジタル化し、政府が推進するデザイン経営の理解と浸透を図ります。
提供されるサービス
tensorXは以下のサービスを提供します:
- - デザイン・コンサルティング:企業や団体に対するデザイン面からのアドバイスを行います。
- - データ&テクノロジー:最新のデータ技術を駆使して、経営戦略を強化します。
- - デジタル・マーケティング:オンラインの世界での効果的なマーケティング戦略を提供し、企業の知名度を向上させます。
新会社の概要
- - 商号:株式会社tensorX
- - 設立:2019年4月1日
- - 所在地:東京都新宿区新小川町8-30 山京ビル
- - 代表者:加藤 勲
- - 資本金:800万円
- - 事業内容:経営に関するコンサルティング、教育、プロトタイプ開発、マーケティング支援
両社の強みを融合させ、tensorXは日本のデザイン経営を革新するための舵を取っています。これからの展開に期待が寄せられ、国内外の企業にとって重要なパートナーとなることが期待されています。日本市場におけるデザインとデジタルの相乗効果を引き出し、企業の競争力向上に寄与するtensorXの今後が注目されます。