ボール紙で作る橋コンテスト
2024-10-30 18:29:15

小学生が挑戦した「ボール紙で作る橋コンテスト」の受賞作品発表

日本の将来を担う子供たちが参加する「ボール紙で作る橋コンテスト」が、今年も盛況のうちに開催されました。このコンテストは、国土交通省の国土技術政策総合研究所と国立研究開発法人土木研究所が主催しており、未来を担う小学生に向けて、土木インフラの重要性を伝えるため、ものづくりの体験を通じて学んでもらうことが目的です。

今年のコンテストでは、つくば市内の小学校4年生と5年生が対象に、多くの応募がありました。参加する子供たちは、工作用ボール紙を使用し、幅30cmの川を渡れる橋を設計。さらに、1kgの重りを載せても壊れない強度を持ち、色づけや飾りつけで個性を表現するといった条件が設定されていました。

選考においては、橋梁、美術の専門家や教育関係者が評価を行い、最優秀賞や各種特別賞が決定されました。特に、「土木の日 2024」では、来場者投票による「土木の日賞」も設けられ、参加者たちの熱い思いが詰まっています。

表彰式は2024年11月16日(土)に国総研で行われる予定で、受賞した作品も同日のイベントで展示されます。この展示は、国民に土木の魅力を伝え、未来の技術者やクリエイターの育成を促進する機会としても重要な役割を果たしています。

さらに、今年は兵庫県西宮市からも特別参加があり、52名の小学生たちが40作品を発表することになっています。この特別参加は、阪神・淡路大震災から30年を迎えるにあたり、防災学習を通じて同コンテストに興味を持つ小学校とのコラボレーションとして実現しました。

作品の展示は、TXつくば駅コンコースやつくば市役所でも行われる予定で、幅広い市民がその結果を楽しむことができます。これにより、地域住民が土木に親しみを持つ良い機会となり、新しい技術に触れる契機にもなるでしょう。

このコンテストは、ただのものづくりではなく、小学生たちが未来の技術者としての土台を築く貴重な体験です。また、土木の魅力を知り、関心を持つきっかけにもなるでしょう。国総研は今後もこのような取り組みを続け、次世代を支える人材の育成に寄与していくことを目指しています。


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