医療安全と働き方改革を支援する「医療デバイスモニタリングソリューション」
インターシステムズジャパン株式会社は、医療向けデータプラットフォーム製品「InterSystems IRIS for Health」を基盤に、医療安全と医療従事者の働き方改革を支援する「医療デバイスモニタリングソリューション」を開発しました。
このソリューションは、医療機器からリアルタイムでデータを収集し、電子カルテや機器管理システムなど、さまざまなシステムへ送信することで、医療従事者の負担軽減と医療安全の向上を目指しています。
医療機器データ活用の課題を解決
患者への薬剤投与状況の確認や報告・記録は、医療従事者にとって負担の大きい業務の一つです。従来、スマートポンプなどの医療機器から取得したデータは、院内の各部門や職種で活用されていましたが、機器側と連携システム側の連携仕様確認にコストがかかり、データ活用が難題でした。
「医療デバイスモニタリングソリューション」は、この課題を解決するため、医療機器から受信したデータを必要な形式に変換し、リアルタイムに送信することが可能です。これにより、転記ミスなどのヒューマンエラーを削減し、各システムにおけるデータ活用を促進します。
主要機能
「医療デバイスモニタリングソリューション」は、以下の機能を提供します。
ダッシュボード表示機能: 医療機器の稼働状況を一目で確認できます。
4点認証機能: スマホを用いた患者、スマートポンプ、薬剤、実施者の紐づけと確認により、より安全な投薬管理を実現します。
リアルタイムデータ送信機能: 医療機器から必要なデータを、必要な形式に変換し、さまざまなシステム・機器にリアルタイム送信します。
アラート機能: 医療機器の使用状況のイベント情報から、異常検知などのアラートを送信します。
国際モダンホスピタルショウ2024 出展
インターシステムズは、2024年7月10日(水)~12日(金)に東京ビッグサイトで開催される「国際モダンホスピタルショウ2024」に、テルモ社のスマートポンプと連携した「医療デバイスモニタリングソリューション」を参考出品いたします。
InterSystems IRIS for Healthについて
「InterSystems IRIS for Health」は、医療情報交換のための国際標準規格に準拠したデータプラットフォームです。医療データの相互運用性、データベース管理機能、開発環境、AIプラットフォームとの連携などを提供し、高性能な医療アプリケーション開発を支援します。
インターシステムズについて
インターシステムズは、医療、金融、ロジスティクス分野におけるデータテクノロジーを提供するリーディング・プロバイダーです。世界中の大規模組織の相互運用性、スピード、拡張性の課題解決を支援しています。
インターシステムズジャパン株式会社は、インターシステムズの製品の日本国内での販売とサポートを行っています。