日台共同研究の新たな挑戦
2026-08-25 14:04:20

日台共同研究が円偏光発光技術の新時代を切り開く!

日台共同研究プロジェクトが円偏光発光技術の未来を拓く



最近、日台両国の5つの大学が協力し、革新的な円偏光発光技術の開発に向けた共同研究プロジェクトが始動しました。このプロジェクトは、近畿大学の今井教授を筆頭に、台湾の国立陽明交通大学のMing-Chia Li准教授を中心とした研究グループにより推進されています。この取り組みは、公益財団法人日本台湾交流協会の助成を受け、2026年度からの3年間を計画されている大規模な研究です。

プロジェクトの背景と目的



円偏光は、光の進行方向に対し右回りまたは左回りに回転する特性を持つ光です。この特性は多くの先端技術に応用可能です。特に、次世代ディスプレイや情報通信技術に期待されており、高効率の円偏光有機発光ダイオード(CP-OLED)は、次世代の発光デバイスとして注目されています。しかし、実用化に向けては、発光効率と円偏光度の両立、発光材料の多様化、デバイス設計の自由度確保といった課題が残っています。

そこで、日台共同研究チームは、これらの技術的課題に取り組むことを目指しています。具体的には、磁場、電場、電子スピンを利用して円偏光を生成する新しい素材やデバイス原理の開発を行います。

キックオフシンポジウムの開催



このプロジェクトの始動にあたり、2026年9月1日および2日に台湾でキックオフシンポジウムが開催されます。「2026 Taiwan-Japan Joint Symposium on Next-Generation Circularly Polarized Luminescence Technology」というこのイベントでは、研究者や学生が集まり、研究発表や意見交換、若手研究者セッションを行う予定です。

このシンポジウムは、台湾における国際的な研究ネットワークを構築し、新たな技術の創出に向けた結束を確認する場となります。

日台の強みを融合



この共同研究は、日本側の研究グループが持つ円偏光分光測定、磁場下での発光評価、有機ELデバイスの設計技術と、台湾側の国立陽明交通大学、国立中央大学が持つ円偏光発光材料の開発技術、材料解析手法を融合させます。この融合により、高性能な円偏光発光デバイスの開発を促進し、新たな応用分野への展開を目指します。

研究代表者の声



日台双方の代表者は、若手研究者のネットワークを築くことがプロジェクトの重要な目的であると語っています。今井教授は、「このプロジェクトを通じて、次世代の円偏光発光技術を創出したい」と意気込みを語り、Ming-Chia Li准教授も相補的な技術の融合が円偏光発光の新しい可能性を切り開くと期待を寄せています。

期待される成果



最終的にこの共同研究が成功すれば、円偏光発光に関する革新的なデバイスと材料が開発され、次世代ディスプレイやセンサ技術、光量子通信など多くの分野に寄与することが期待されています。また、日台間の若手研究者が継続的に交流し、将来の国際研究をリードする人材の育成にもつながるでしょう。

この日台共同研究プロジェクトは、国を越えた学術研究の成功例として、多くの学生や研究者にとってのモデルケースとなる可能性を秘めています。

会社情報

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学校法人近畿大学
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