食品ロス削減に挑む「Reduce GO」事前登録がスタート

余剰食品を賢く活用する「Reduce GO」

余剰食品を定額でテイクアウト可能にする新しいサービス「Reduce GO」が、事前登録の受付を開始しました。このアプリは、周辺の飲食店やカフェ、小売店で余剰となっている食品を見つけ出し、安価に購入できるプラットフォームです。食品ロスを減らしたいと考える飲食店と、タイムセールの食品を手に入れたいユーザーをつなぐことを目的としています。

食品ロスの現状とは

経済産業省の調査によれば、日本では年間約642万トンもの食べられる食品が廃棄されています。これは、国連が食糧支援を行っている国々に提供している量の約2倍に相当します。日本では、実際に必要な量以上の食品を生産・発注してしまうことが一般的で、これが食品廃棄の背景にあるのです。

特に、食品廃棄の問題は世界的な関心事であり、日本はその中でも廃棄量がトップクラス。しかし、飲食店の余剰食品を対象とした一般向けのサービスはこれまで存在していませんでした。「Reduce GO」は、このニーズに応えるべく新たなビジネスモデルを構築します。

どのように機能するのか

「Reduce GO」は、利用者が月額定額でテイクアウトする仕組みを採用しており、参加する飲食店は無料でサービスを利用できます。お店は余剰食品を登録し、利用者から得た利用料金の一部が参加店に均等に分配される仕組みです。これにより、余剰食品の出し惜しみを防ぎ、より多くの消費を促進します。

また、「周辺の飲食店でのテイクアウト」が可能なため、生ものや調理済みの食品など多様な食品が対象となります。これにより、消費期限が迫った食品を無駄なく活用できるシステムとしています。

今後の方向性

「Reduce GO」は今後、全国規模での店舗数の拡充を進め、食品ロス問題の認知を高めることを目指します。新たな価格モデルと流通ルートの構築を通じて、環境改善にも貢献していく姿勢です。

アプリの使い方

「Reduce GO」は、iOSやAndroidでの利用が可能で、ユーザーは周辺の食品を簡単に検索し、最短3タップで注文を完了できます。飲食店も自由にメニューを設定でき、利用者の注文状況を容易に確認できるため、通常業務にも負担をかけません。

事前登録の詳細

一般ユーザー向けの事前登録はこちら、店舗向けはこちらで行っています。ぜひこの機会に、新しい食の楽しみ方を体験してみてはいかがでしょうか。

SHIFFT株式会社とは

SHIFFT株式会社は、2014年に設立され、「幸せな時間をふやす」というミッションのもと、余剰食品削減プラットフォーム「Reduce GO」を展開予定。食を通じて日本人のライフスタイルを豊かに変革することを目指しています。公式ウェブサイトはこちら、問い合わせは[email protected]で受け付けています。