東京メトロのエチカに新たに導入された「Mygru」の魅力とは？

東京メトロ駅ナカ商業施設「Echika」に「Mygru」を導入

株式会社ギックスが開発した行動データ解析ツール「Mygru」が、東京メトロが展開する駅構内商業施設「Echika」および「Echika fit」に本格的に導入されることが決まりました。これは、利用者の動向をリアルタイムで把握し、店舗運営の効率化に役立てることを目的としています。

導入の意義と背景

「Echika」と「Echika fit」は、東京メトロの駅内で利便性の高い立地が特徴です。通勤や通学の通り道にあり、多くの利用者が訪れていますが、年々変動する利用客に対して店舗の認知度を保つことが課題とされてきました。
この問題を解決するため、メトロプロパティーズは2025年に「Mygru」を活用したProof of Concept（PoC）を実施しました。これには、LINE公式アカウントと連携したキャンペーンが含まれており、リアルタイムに顧客の行動データが可視化され、販促活動に生かされました。

キャンペーンを通じて得られたデータは、店舗間の動きや販促への反応を把握するための鍵となり、今後のマーケティング施策に活用される予定です。また、確実に施策を最適化するための手段として「Mygru」の活用が進んでいます。
今後はこのデータを基に、オフラインとオンラインの両方から顧客理解を深め、施設のブランド力向上と長期的な顧客関係の構築を目指します。

計画されているイベント概要

さらに「Mygru」が導入されたことを受け、2025年には「Echika・Echika fit LINEチャレンジラリー」が開催される予定です。

- 開催期間: 2025年8月18日～2025年9月7日
- 対象施設: Echika 表参道、Echika 池袋、など
- 参加方法: 対象店舗でお会計時に二次元コードを読み込むことで、ミニアプリ上でスタンプを取得し、さまざまな賞品に応募できます。

各チャレンジには、スタンプをクリア条件として用意されており、特定の条件をクリアすることでお買い物券がもらえる仕組みとなっています。

Mygruの機能と効果

「Mygru」は、オフラインおよびオンラインの行動データを可視化し、分析することで、顧客に対する理解を深められるマーケティングツールです。
例えば、顧客の店舗内での行動を追跡し、キャンペーン前後でどのような変化があったかを明らかにできます。
また、キャンペーン施策と連動したスタンプの取得を通じて、顧客のフィードバックも収集。これにより新たなサービスへの導入や周知が促進される流れが生まれています。