BMXレーシングの熱い大会がひたち海浜公園で開催される
2025年のBMXレーシングシーズンのクライマックスが、茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で行われます。日付は2024年11月16日、時間は午前9時30分から午後3時30分までです。この大会は、一般社団法人全日本BMX連盟が主催する「2025 JBMXF 大東建託シリーズ第10戦 茨城大会」であり、選手たちはシリーズの年間チャンピオンの座を懸けて、白熱したレースを繰り広げます。出場ライダーには、オリンピック2度出場の畠山紗英選手や、アジア選手権U23部門での優勝経験を持つ中林凌大選手など、国内トップレベルの実力者が揃っています。
大会には5歳から57歳までの多くのライダーがエントリーしており、様々な年齢と技術を持つ選手たちが集結します。これにより、観覧者には幅広いレベルのレースが楽しめることも魅力の一つです。今大会は、観覧は無料で、誰でも参加できるため、ぜひ足を運んでその迫力を体感してください。
BMXとは?
BMXレーシングは、アメリカで誕生した20インチの自転車を使用した競技で、コースの起伏を最大限に活かしたダイナミックなレースが展開されます。コース全体はおおよそ300メートルから400メートルの長さがあり、ライダーは30秒から60秒という短時間でその距離を駆け抜けます。その中で、大きなジャンプや傾斜のあるコーナーをクリアし、ゴールを目指して競い合います。この日本大会では、国内のトップライダーたちがその卓越した技術を披露し、観客を魅了します。
BMX体験会も開催!
大会には、BMXの魅力を多くの人々に知ってもらうための「BMX体験会」も同時開催されます。この体験会では、経験豊富なインストラクターが安全な乗り方やコツを教えてくれたり、実際に体験することができます。用具は全て貸し出しされるので、手ぶらで参加することが可能です。また、今年はVRゴーグルを使った「BMX VR体験会」も行われる予定で、トップ選手の目線を体感できるユニークな体験が提供されます。
BMXコースの特徴
国営ひたち海浜公園には2つのBMXコースがあります。メイントラックは国際大会が開催可能な規格を満たしており、385メートルの長さを持ち、コース幅も最大10メートルの広さがあります。4つのコーナーと多彩な形状のコブがあり、高さ3.3メートルのスタートヒルからは8名のライダーが同時にスタートできます。これに対してサブトラックは、初心者向けにコンパクトに設計されています。
定期的なBMXイベントも開催!
国営ひたち海浜公園では、BMXの普及と技術向上を目指し、毎月さまざまなBMXイベントが行われています。初心者を対象とした単日講座「チャレンジ・ザ・BMX」、年10回開催の会員制スクール、及び実践的なレースが楽しめる「BMX SEASIDE CUP」など、多種多様なプログラムが提供されています。これらのイベントは、未経験者から上級者まで幅広いニーズに応える内容になっています。
国営ひたち海浜公園の多彩な魅力
国営ひたち海浜公園は、四季折々の美しい花々や、多彩なアトラクションが楽しめる魅力的なスポットです。春のネモフィラや初夏のポピー、夏のヒマワリなど、いつ訪れても自然の美しさを堪能できます。また、大観覧車やジェットコースターなどの遊園地アトラクション、バーベキュー広場や林間アスレチック広場もあり、家族や友人と楽しい時間を過ごすことができます。ぜひ、BMXレースを観戦したり、体験会に参加して、国営ひたち海浜公園の素晴らしさを体感してください。