沖縄県本部町が「伴走型相談支援サービス」を導入し子育てを支援！

沖縄県国頭郡本部町で、母子モ株式会社のデジタル支援サービス『子育てDX®』が導入され、9月2日から運用が始まりました。この新しい「伴走型相談支援サービス」の導入により、保護者は『母子モ』アプリを通じて多様な子育て関連手続きを行えるようになります。

本部町は、若い世代の結婚や出産、子育て環境の整備を町の基本目標とし、母子手帳アプリ『母子モ』を通じて2024年6月より『もとぶ母子健康手帳アプリby母子モ』を提供します。これにより、妊娠や子育てに関する健康データの記録・管理が可能になり、地域の情報や育児のアドバイスもアプリから得られます。

今回の「伴走型相談支援サービス」により、保護者は妊娠届や出産・子育て応援金に係るアンケートのオンライン提出や、母子手帳交付時の来庁予約がアプリを介して行えるようになります。これにより、手続きの利便性が格段に向上し、待ち時間の短縮や混雑の緩和が期待できます。

また、自治体職員は事前に提出された回答内容をもとに準備をすることで、よりパーソナライズされたサポートを実施し、業務の効率も向上します。本部町は、今後も手続きが簡素化されることで、子育て世帯の負担を軽減し、安全で安心な育児環境を目指していきます。

母子モ株式会社は2020年に、妊娠から子育てまでを見据えた情報提供をすることをビジョンに掲げています。『子育てDX』では、厚生労働省が進める乳幼児の定期予防接種予診票のデジタル化を含む地域実証も行っており、行政と連携しながら子育てのDXを推進しています。これにより、保護者の不安を和らげ、安心して育児ができる社会を共創していく意向を示しています。

『母子モ』アプリは、妊娠中の健康データの管理や予防接種のスケジュール、出産・育児に関するアドバイスとともに、離れた地域にいる家族と情報を共有する機能も備えています。このアプリを利用することで、忙しい育児の合間でも容易に必要な情報にアクセスできるようになります。

本部町の取り組みは、他の自治体のモデルケースとなる可能性があり、今後もデジタル化された情報サービスの拡充が期待されています。子育てDXがもたらす新しい支援の形が、多くの家庭に安心を届けることを願っています。