岡山大学がPM Award 2025で「SDGsイノベーション賞」を受賞！医薬品革新のための共創活動が評価される

岡山大学がPM Award 2025でSDGsイノベーション賞を受賞

国立大学法人岡山大学は2025年10月25日、東京都中央区で行われた「PM Award 2025」の授賞式に参加し、特別賞「岡山大学SDGsイノベーション賞」をPP&Mフォーラムに授与しました。このフォーラムは製薬業界の発展を目的としたもので、企業の壁を越えて革新を追求する活動に取り組んでいます。

この表彰は、プロジェクトマネジメントの支援を行う一般社団法人PMI日本支部の主催によるもので、岡山大学は2021年からこの賞の特別賞を設立し、毎年受賞団体を選定しています。今年の最優秀プロジェクト賞は東京科学大学に授与され、同大学の新たな設立に対する評価が高まりました。

PP&Mフォーラムの活動内容

PP&Mフォーラムは、「一日でも早く、一人でも多くの患者に革新的な医薬品を届けたい」という目的のもと、製薬業界の関係者が協力して学び合うことを重視した実践コミュニティです。この活動を通じて、フォーラムのメンバーはプロジェクトマネージャーとしてのスキルを向上させ、イノベーションの拠点となることを目指しています。

岡山大学は、この活動を支援しているだけでなく、PMI日本支部のアカデミック・スポンサーとしても知られており、産学連携やイノベーション創出において重要な役割を果たしています。大学は、育成した人材をもとに地域の持続可能性を高めるための施策を進めています。

那須学長の言葉

授賞式に出席した岡山大学の那須保友学長は、「PP&Mフォーラムの取り組みは貴重な学びの機会を提供しており、本学の医療系研究の強みを生かしたプロジェクトマネジメントの実践に貢献しています。共にできることを推進するプロジェクトマネジメントの重要性を実感しました。」とコメントしました。

未来への展望

今回の受賞によって、岡山大学は地域中核の研究大学としての役割をさらに強化していくことを目指しています。今後もPP&Mフォーラムとの連携を深め、共創の理念に基づくイノベーション創出を推進していきたいとしています。地域社会や製薬業界における持続可能な発展を目指し、さらなる努力を続ける姿勢が評価されるでしょう。

このように岡山大学の活動は地域や国の枠を超えて、持続可能な開発目標（SDGs）を推進するための重要な基盤を築いています。今後の取り組みにも期待が寄せられています。

詳しい情報は岡山大学の公式サイトやPMI日本支部のウェブサイトでご覧いただけます。