VextResume+ powered by Local SLM(β版)の概要
ベクストが新たにリリースした「VextResume+ powered by Local SLM(β版)」は、生成AIを駆使した画期的な音声認識テキストの自動要約ソリューションです。この製品は、特にコンタクトセンター業界において、オペレーターが音声認識システムから自動的に取得した通話ログを迅速に処理する手段として注目されています。
自動要約機能の特長
「VextResume+ powered by Local SLM」は、ベクストの独自技術である自然言語処理や小規模言語モデルを活用し、従来のルールに依存することなく、高精度な要約を実現します。このように、ユーザーは複雑なテキスト要約のための事前テンプレート設定をする必要がなく、直感的な操作が可能となります。特に長時間の通話においても、難解な情報を簡単に要約することができる点が利点です。
高度なセキュリティと個人情報保護
利用に際して特に注目すべきは、音声認識に際して事前におこなわれる自動の個人情報マスキング処理です。この処理により、デリケートな情報を含むデータも安心して扱うことが可能です。オペレーター自身が必要に応じて、手動でマスキング箇所を追加することもでき、自社の利用ニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。
最新技術への対応
今後は最新の大規模言語モデル(LLM)にも順次対応していくことを予定しており、特に「gpt-4o-mini」や「Gemini」といった新たなモデルが追加されることで、さらにその精度が向上する見込みです。また、従来の「VextResume+ powered by ChatGPT」の提供終了を見据えて、互換性のある新モデルへの移行も進められます。
シームレスなシステム統合
要約結果を簡単に「Salesforce」などのシステムに連携できる機能も搭載しています。これにより、業務の効率化が図られ、オペレーターの作業負担の軽減にも寄与するでしょう。加えて、定型文の自動生成やメモ機能といったサポート機能も充実しているため、運用もスムーズです。
展示会の参加情報
「VextResume+ powered by Local SLM(β版)」は、2024年8月29日にリリースされ、これからコンタクトセンターでの音声テキスト活用を検討している企業向けに提供が開始されました。また、2024年11月21日と22日に開催される「コールセンター/CRMデモ&コンファレンス2024 in東京」にも出展予定です。興味のある方はぜひ訪問し、最新の技術を体験してみてください。
企業情報
ベクスト株式会社は2013年に設立され、東京都に本社を置いています。独自のAI技術を駆使したさまざまな製品を展開する一方で、顧客ニーズに応じた柔軟かつ高性能なソリューションを提供しています。詳細については、
公式サイトをご覧ください。