映画『国宝』の魅力を体感!出石永楽館で特別展示がリニューアル
映画『国宝』のロケ地として話題の出石永楽館では、8月5日から新たな映画小道具特別展示を開始しました。この展示は、作品の世界観をより深く体感できるように工夫され、多くのファンを魅了しています。主演の吉沢亮さん演じる喜久雄と横浜流星さん演じる俊介のシーンを再現したセットが登場し、訪れる人々は映画の中に迷い込んだような感覚を楽しむことができます。
特別展示の内容
展示では、喜久雄と俊介の楽屋シーンを見事に再現。実際の小道具も用意されており、訪問者はその中に入り込んで、まるで自分自身が主人公になったような体験を味わえます。また、喜久雄が使用した鏡台や、人間国宝小野川万菊の楽屋にあった屛風絵など、貴重な展示物も揃っています。そして、演目『二人藤娘』に関連した実際の歌舞伎絵も展示され、さらには「藤の持ち枝」の貸し出しも行われています。これは、永楽館の舞台で実際に演技を楽しむことができる貴重な機会です。
この展示は、映画の感動をそのまま感じることができる、他にはない特別な企画です。映画を観た方だけでなく、これから観る予定の方にもぜひ訪れてほしい場所です。
開催概要
展示は8月5日から9月中旬頃まで開催され、場所は出石永楽館(兵庫県豊岡市出石町柳17-2)です。入館料は大人400円、学生は240円とアクセスしやすい価格設定になっています。開館時間は午前9時30分から午後5時までで、休館日は木曜日です。ただし、貸館時には入館できない場合もあるので、訪問を予定している方は事前に確認することをおすすめします。
さらに、展示終了後の9月中旬以降、映画小道具は出石家老屋敷へ移される予定で、そこでの展示も楽しめるので、そちらも要チェックです。
映画『国宝』について
『国宝』は、任侠の家に生まれながら歌舞伎役者としての道を歩む主人公・喜久雄の人生を描いた壮大な物語です。原作は吉田修一の同名小説で、監督は李相日。カンヌ国際映画祭でも注目されるなど、その話題性は抜群で、2025年公開予定の邦画実写でNo.1の記録を持つ作品です。
出石永楽館の特別展示を訪れて、映画『国宝』の世界にどっぷり浸かり、自身が役者になった気分を味わってはいかがでしょうか。映画の感動をリアルに感じられる特別なイベントです!