ナイルワークスの挑戦
2020-02-06 13:00:31

ナイルワークス、東京都のイノベーションプロジェクトに選定される

ナイルワークスが新たな農業の未来を切り開く



株式会社ナイルワークス(本社:東京都渋谷区)は、東京都の「第2回未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクト」に選定されました。このプロジェクトは、東京都が地域のベンチャー企業や中小企業と連携して新たなビジネスを生み出すことを目指しています。ナイルワークスは、このプロジェクトを通じて、革新的な農業用ドローン技術を展開し、農作業の効率化を図ります。

農業の現状と課題



日本の農業は、農業従事者の高齢化や後継者不足によって大きな転換期を迎えています。このままでは生産者が減少し続け、また農地も散発的に管理されることが懸念されます。このような背景から、スマート農業の重要性が高まっています。特に農作物の生育状態の的確な把握が求められる中で、ナイルワークスの技術は重要な役割を果たすことが期待されています。

ナイルワークスの技術と提供する価値



ナイルワークスが開発した「農業用ドローン」は、センチメートル単位で自動飛行を行い、リアルタイムで作物の生育状態を診断できる新技術です。このドローンは、農業従事者の負担を大幅に軽減しつつ、正確性の高いデータを提供します。本プロジェクトを通じて、ナイルワークスは「生育調査システム」の開発を進めます。このシステムは、

1. 自動運転の生育調査専用ドローンの製造・開発
2. 地域での調査を自動化するための軽トラックを用いた陸空ハイブリッド化
3. 生育調査で得られた情報をもとにした最適栽培支援技術

この3つの要素で構成されており、革新的な農業の実現に向けて進んでいます。

未来を見据えた取り組み



ナイルワークスは今後、農業用ドローンの完全自動運転技術や生育診断技術をさらに高度化しつつ、農作業の省力化を進めます。これにより、栽培管理の効率化や農作物の収量、そして品質の向上が期待されます。

このような新たな技術の導入は、農業企業にとって生産性を高めるだけでなく、持続可能な農業の実現にも寄与するでしょう。

企業の概要とビジョン



設立は2015年1月、ナイルワークスは「空からの精密農業」をビジョンとして掲げています。世界初のセンチメートル精度の完全自動飛行が可能な農業用ドローンを開発し、栽培管理を助ける生育診断システムの事業化も進めています。また、量産化モデル第一弾「Nile-T19」の販売を開始し、新たな農業スタイルを提案中です。

東京都の未来を拓くイノベーションプロジェクトに選定されたナイルワークスは、これからの農業界に革命をもたらす存在となることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社ナイルワークス
住所
東京都千代田区神田錦町1-4-3神田スクエアフロント2F
電話番号
03-5577-3071

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。