KEG DRAFT SAKE登場
2019-10-25 16:57:39

世界初!ドラフト生酒『KEG DRAFT SAKE』が日本からの新たな挑戦を開始

世界初のドラフト生酒『KEG DRAFT SAKE』が幕を開ける



日本が誇る伝統的な酒である日本酒が、これまで以上に新しい形で楽しめる時代が到来しました。株式会社クリップクリエイティブが立ち上げた新ブランド『KEG DRAFT SAKE』。これは、しぼりたての生酒を長期間鮮度を保ちながら提供する革新的なシステムです。デビューから間もなく、多くの飲食店においてその魅力が広がっています。

しぼりたて生酒の新しい流通方式



日本酒の提供方法には、しばしば品質や鮮度を保つための課題が存在しました。特に、生酒は酵母が生きているため、非加熱の状態で酸化しやすく、品質管理が非常に難しいのです。また、開封後はすぐに飲み切る必要があり、流通量も限られています。そんな中、KEG DRAFT SAKEは大きな一歩を踏み出しました。

このプロジェクトには、茨木酒造、壺坂酒造、田治米といった日本の酒蔵が参加し、オランダの軽量コンテナメーカーであるLightweight Containers社と協力。しぼりたて生酒を劣化させずに提供できるシステムを開発し、世界中の飲食店に向けて空輸する体制を整えました。

飲食店のメリット



KEG DRAFT SAKEは、飲食店にとって大きな利点があります。ロスを最小限に抑えつつ、60mlや100mlのグラスで鮮度を保ちながら日本酒を提供できるため、より多くの人々が日本酒を楽しむ機会が増えます。特に、海外の飲食店では、しぼりたての生酒が新たなメニューアイテムとして注目されています。実際、2019年にオランダで開催されたビアフェスティバルでは、わずか2日間で20リットルが完売され、フランスでのSalon du Sakeでも3日間で50リットルが売り切れるなど、反響は大きいです。

商品ラインナップと今後の展開



11月1日からは、各地域の代表的な酒蔵からの銘柄が販売開始されます。茨木酒造の「來楽」、田治米の「竹泉」、壺坂酒造の「壺坂」、大信州酒造の「大信州」、永山本家の「貴」、豊島屋の「豊香」など、計11種類の刈取られた日本酒が揃います。また、2020年には更なる酒蔵との商品化も進められる予定です。

初披露となるWine&Spirits Fair 2019



『KEG DRAFT SAKE』は、2019年11月7日から9日まで香港で開催されるWine & Spirits Fair 2019のジャパンブースにて初めてお披露目されます。このイベントは、日本酒の流通の仕組みを改革する可能性を秘めています。ぜひ、当日ブースに足を運んでみてください。

この新たな挑戦は、日本酒文化を世界に伝える大きな一歩となることでしょう。日本の伝統を未来へとつなげるKEG DRAFT SAKEに、今後も注目が集まります。

会社情報

会社名
クリップクリエイティブ合同会社
住所
兵庫県明石市本町2-2-8本町ビル3F
電話番号
050-3698-9900

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