2024年11月28日から12月1日まで、大阪の日本橋で「日韓演劇交流会2024~ミックスジャム~」が開催されます。この国際演劇イベントは、韓国から4つ、日本から3つの劇団が参加するもので、さまざまな魅力的な演目が用意されています。これまで、想像力あふれる演劇企画で知られる劇団「ゲキゲキ」を主宰する古川剛充プロデューサーが立ち上げたこのイベントは、昨年彼が参加した韓国の演劇祭での感動をベースにしています。
開催の背景
昨年、古川さんは韓国の演劇祭に参加し、作品の質の高さや温かいおもてなしに感銘を受けました。特に印象的だったのは、その演劇祭が民間主催で運営されていた点です。これに影響されて、日本でも国際的な演劇イベントを開催したいという思いが膨らみました。「もっと多くの人に楽しんでもらいたい」「次世代の文化芸術を担っていく皆さんに国際文化交流の機会を提供したい」との願いが強まり、今回のイベントが実現しました。
ミックスジャムの内容
「ミックスジャム」には、合わせて7つの劇団が参加します。日本劇団はゲキゲキ、金哲義のteam kulkri、リリパットアーミーIIの3劇団で、韓国からは創作集団「コム」、劇的共同体「チャンジャクシム」、韓国演劇協会光州広域市支会の劇団Y、そして児童劇団カッチ「カチ」がその顔を揃えます。
追加の支援として、20社以上の企業がこのイベントをサポートしています。また、韓国児童劇団の公演は0歳児から入場可能で、無料公演も行われるため、家族連れでも安心して訪れることができます。
日本の劇団の公演では、日本語字幕が準備され、韓国の劇団の作品には韓国語字幕が用意されています。このように多言語によるサポートが行われることで、より多くの人々が演劇を楽しむことができる工夫がされています。特に、高校生以下は全公演無料に設定されており、次世代の演劇ファンを育成する絶好の機会となるでしょう。
スケジュール
イベント期間中、以下のようなスケジュールで公演が行われます。
- オープニングセレモニー
- 日本劇団: 金哲義(team kulkri)の『フロント・ロウ』
- 韓国劇団: 劇団Yの『遅い幸せ』
- 日本劇団: ゲキゲキの『ご馳走様が聞こえない』
- 韓国劇団: コムの『オプシオ』
- 1回目(無料公演): 児童劇団カッチ「カチ」の『虎の花道』
- 2回目: 日本劇団: リリパットアーミーIIの『内田家の人々』と韓国劇団のコム
- 3回目: 前述の日本の金哲義と韓国のチャンジャクシムの共演
- 1回目: ゲキゲキの『ご馳走様が聞こえない』と韓国のチャンジャクシムの『想念』
- 2回目: リリパットアーミーIIと劇団Yの公演でエンディングセレモニー
参加情報
一般の方は入場料が4,000円で、22歳以下は2,500円とリーズナブルになっています。予約はイープラスやCoRichなどのプラットフォームを使って簡単に行えますので、詳細は公式サイトをチェックしてください。演劇ファンでなくとも、新しい文化を吸収するチャンスです。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。花咲く国際交流の一端に触れてみてください。
会社情報
主催は、株式会社APTEL(古川剛充代表)であり、地域の文化や芸術の発展を目指しています。大阪市中央区に本社を構え、演劇の公演や国際交流の企画・運営を行っています。今後も、さまざまな文化活動を通じて、新たな価値を創造していく方針です。
お問い合わせ
ミックスジャムについての詳細は、ミックスジャム制作部までお気軽にお問い合わせください。電話番号は075-751-9046です。平日の10時から18時まで対応しています。