パルシステムが新たに導入したポイント制度
パルシステム連合会は、9月23日(月)から宅配時に回収するリサイクル資源の返却に伴い、ポイント制度を新たに開始することを発表しました。この制度により、牛乳パックやリユースびんなどのリサイクル資源を返却することで、買い物に利用できるポイントが付与されます。これにより、環境負荷の軽減に貢献しつつ、家計の助けにもなります。
どんな資源が回収されるのか
新しい制度では、牛乳やジュースの紙パック、卵の紙製容器、さらには商品カタログやチラシの紙類、プラスチック製のまとめ袋や米袋などが対象になります。また、調味料のびん類も回収され、洗浄後に再利用される仕組みです。返却した資源を申し告げることで、週に1ポイントがもらえ、これが1円相当として扱われますので、買い物の際にさまざまな用途で利用できます。
環境にも配慮した取り組み
パルシステムは、30年以上にわたり資源循環型の取り組みを推進してきました。例えば、牛乳パックの回収制度は1990年にスタートし、利用者の要望に応じて制作されたオリジナル商品のトイレットペーパーやティッシュペーパーの原料として活用されています。また、1994年には4つの生協と共にびん再使用ネットワークを設立し、商品のびんの共通規格を策定。共同で再利用する仕組みを構築してきました。年間でおよそ1,300万本の供給のうち、約1,000万本が再回収され、再び商品に利用されています。
参加しやすい制度を目指して
この新しいポイント制度の導入は、宅配時に気軽に資源の回収に参加できる仕組みとして、より多くの方に周知されることを目指しています。資源の返却を申告する際には、宅配商品の注文時に商品番号135097を記入することで申請が可能になります。
今後も、パルシステムグループは利用者やメーカー、その他の団体と協力しながら、参加しやすく、家庭の日常生活に欠かせない環境活動を提案し続ける意向です。これにより、家庭でも環境保護に貢献する機会が増え、持続可能な社会づくりに寄与することが期待されます。正しい方法でのリサイクルやリユースが、今後も一層重要となっていくことでしょう。
詳細情報
もっと詳細を知りたい方は、パルシステムの公式サイトを訪れてみてください。
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6
理事長:大信政一
組合員数:173.5万人(2024年3月末時点)
この取り組みを通じて、パルシステムは環境活動を進める新たな一歩を踏み出しました。