サイバーリンクがCOMPUTEX 2025で革新AIソフトウェアを発表!

サイバーリンクがCOMPUTEX 2025でAIの未来を示す



2025年5月20日から23日まで、台北の南港展示ホールで開催されるCOMPUTEX 2025において、サイバーリンクが最新のAIソフトウェアを発表します。このイベントでは、Intel® Core™ Ultraプロセッサをベースにした革新的なテクノロジーが注目されており、特にその中に搭載される主力製品の「PowerDirector」が大きな期待を集めています。

PowerDirectorの新機能とは?



PowerDirectorは、サイバーリンクが誇るAI動画編集ソフトです。今回は、AIオブジェクト追跡エフェクトを中心に、その能力が大きく向上しています。具体的には、Intelの内蔵GPUを活用したオブジェクトセグメンテーション技術が追加されたことで、これまではクラウドベースでしか実現できなかった高精度のオブジェクト抽出やモーショントラッキングが、なんとオンデバイスでリアルタイムに実行できるようになりました。

この機能によって、フレームをまたぐオブジェクトでも高精度で追跡が可能となり、編集中のフローはよりスムーズに、そして安全に進むでしょう。特に、複雑だった作業がわずか数クリックで自動化できるのは、ユーザーにとって非常に大きなメリットです。上級者にとってはインパクトのある製品広告が創出できる一方、一般ユーザーでもスタイリッシュなエフェクトを簡単に加えることが可能です。

Promeoの革新性



また、オンライン販売やマーケティング業務をさらに支援するためのAIクリエイティブスタジオ「Promeo」も注目です。サイバーリンクは、業界初のエッジコンピューティングを利用した生成AIデザインツール「AIマジックデザイナー」を基に、Promeoに「AI Marketing Advisor」という新機能を実装しました。このツールは、リアルタイムのマーケットインサイトを元に、キャンペーンに適した文案を自動生成してくれるため、経験やスキルの有無に関わらず、誰でも簡単にマーケティング活動が行えるようになります。

AI Marketing Advisorは、AIマジックデザイナーとシームレスに連携しており、デジタル商取引における急速な変化にも対応できる強力なサポートを提供します。現在、この機能は英語のみでの対応ですが、今後の展開に期待が寄せられています。

Intelとの協力と今後の展望



サイバーリンクは、COMPUTEX 2025での発表を通じて、AIとエッジコンピューティングの融合による新しい可能性を探求していきます。同社のデジタルメディア事業担当プレジデント、ヴィンセント・リン氏は、「高コストなクラウド処理に依存せず、スムーズな編集体験、優れたデータセキュリティ、そしてパフォーマンスをオンデバイスで実現します」と語ります。

サイバーリンクのブースは、南港展示ホール1の1階、ブース番号J0306です。来場者はここで次世代のデジタルクリエイティビティを体験し、Intelとの提携を通じたエッジAIによるマルチメディア制作の革新を目の当たりにすることでしょう。

サイバーリンクの歴史と未来



1996年に設立されたサイバーリンクは、デジタルマルチメディアの分野で世界的にリーダーとしての地位を確立しています。高度な技術を有し、数多くの特許を保有している同社は、IT業界のリーダーたちとともに高品質なソフトウェアを提供し続けています。今後も、進化を続けるAIテクノロジーが、さらなる革新をもたらすことが期待されています。

会社情報

会社名
サイバーリンク株式会社
住所
東京都港区芝大門 1-16-3芝大門116ビル3F
電話番号

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