高村貴子選手、Kaga Spa Trail Endurance 50 by UTMB制覇
2025年6月21日、石川県加賀市・山中温泉で行われた「Kaga Spa Trail Endurance 50 by UTMB」において、トレイルランナーの高村貴子選手が見事に優勝を果たしました。この大会は、日本初の「by UTMBⓇ」シリーズとして位置付けられ、高度な技術と持久力を要求される50kmのトレイルランニングレースです。
大会概要
「Kaga Spa Trail Endurance 50 by UTMB」は、日本有数の温泉地である山中温泉を舞台に、絶景と地域文化の魅力を体感しながら疾走することができる特別なイベントです。大会は、山中座をスタート/フィニッシュ地点に設け、高村選手もこの舞台で自身のサバイバルスキルを試しました。選手たちは過酷な環境を乗り越え、絶え間ない挑戦が待ち受ける50kmのコースを走り抜きました。
高村貴子選手について
高村貴子選手は1993年1月22日生まれで、石川県出身です。大学時代にトレイルランニングに興味を持ち、その後、競技を始めました。高村選手は2016年に日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)で優勝して以来、数々の記録を樹立し、特に2023年には5連覇を達成しました。2024年にはアジアパシフィック選手権にも優勝し、今や日本の女子トレイルランニング界ではトップの地位にいます。
「Kaga Spa Trail Endurance 50 by UTMB」での優勝について高村選手は、「地元石川県で初開催の大会で、結果を残したいという気持ちが強かったので、優勝できたことが本当に嬉しいです」と語っています。また、地元新聞でも取り上げられ、トレイルランニングの魅力を石川県の人々に広める機会を得たことに対しても感謝の意を示しました。
企業のサポート
この大会は株式会社ビーズインターナショナルがスポンサーを務め、アパレル業界に留まらず、スポーツやストリートカルチャーを幅広くサポートしています。ビーズインターナショナルの社長、西方雄作氏は「選手が本来の力を発揮できる環境を提供することが我々の使命です」と述べ、今後もアスリートの活躍を支えることを約束しました。
今後の展望
高村選手は、2023年末に開催されるトレイルランニング世界選手権に向けてさらなるトレーニングに励む意思を表明しました。また、2032年のトレイルランニングがオリンピックの正式種目になることを信じ、メダル獲得を目指す姿勢を力強く語っています。
高村選手の今後の活躍に期待が高まります。熱い応援を続けていきましょう!
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