コンテックの新ラインナップを紹介
最近、製造現場では「止めない工場」を実現するための努力が求められています。
この背景には、工場の生産性向上とコスト削減を両立させるため"保全DX"が鍵となります。設備の稼働データを収集し解析することで異常を早期に発見し、ダウンタイムを防ぐことが益々重要視されてきました。
この流れの中で、工場のIoT化が進んでいる中、リモートI/Oがその機能を果たす上で大きな役割を果たしています。
リモートI/Oの新たな展望
リモートI/Oは、工場内外で分散した各種設備やセンサーから情報を集約し、遠隔で管理できるため、予知保全や状態監視に必要不可欠な技術です。しかし、その設置環境は必ずしも空調の整った工場内だけではありません。
特に、屋外設備や高温・低温、さらには振動や強い電気ノイズといった過酷な環境下でも安定したデータ収集が求められています。
これに対応するため、コンテックでは新たに広温度対応・ノイズ耐性を備えた「耐環境リモートI/O」の開発が進められてきました。
この新しいリモートI/Oは、様々な環境条件下での安定運用を可能にし、工場IoTの範囲を広げる役割を果たします。
コンテックの新製品ラインナップ
このたび行われるウェビナーでは、コンテックから発表された耐環境リモートI/Oラインアップ「CONPROSYS® Robust I/Oシリーズ」を全23種類ご紹介します。このシリーズは、-25℃から75℃という幅広い温度範囲に対応しているだけでなく、通信面やモジュールの障害も監視可能なデュアルウォッチドッグ機能を搭載しています。
さらに、ノイズや静電気に強い設計が施されており、屋外や製造現場の現場でも高い信頼性を維持しつつ、データ収集が可能です。EthernetとRS-485のタイプがそれぞれ用意され、アナログ入出力やデジタル入出力、さらに温度測定に対応した入出力も取り揃えています。
おすすめの方
このウェビナーは以下のような方におすすめです:
- - 環境条件に合わせて長距離ケーブルの配線に手間取っている方。
- - 過酷な環境下でのリモートI/O導入を目的に、追加の保護筐体や空調設備を減らしたい方。
- - すでにコンテックの製品を使用していて、耐環境リモートI/Oの導入を検討している方。
- - 屋外や厳しい環境下で設備のデータを効率的に収集したい生産技術担当者。
まとめ
コンテックは今後も「参加者に役立つ」セミナーやウェビナーを積極的に開催する予定です。過去のセミナーの成果や新たに募集中のセミナーについては、公式サイトで確認できます。興味のある方はぜひご参加ください。