上坂嵩アナ、SDGs活動が評価され「青年版国民栄誉賞」を受賞

名古屋テレビ放送、通称メ～テレで活躍する上坂嵩アナウンサーが、当局主催の「JCI JAPAN TOYP 2025」において環境大臣奨励賞を受賞するという栄誉に輝きました。この賞は、日本青年会議所が主催するものであり、社会に貢献する若者たちを称える目的で設けられています。第39回を迎えた今回は、上坂アナウンサーのSDGs（持続可能な開発目標）をテーマにしたキャリア教育活動が評価されました。

上坂アナは全国の学校を訪問して、約4年間にわたり「SDGs出前教室」という取り組みを行い、2000人以上の子どもたちにその重要性を教えてきました。その中では、自身が取材した事例の紹介や、楽しみながら学べるカードゲームを使ったワークショップなど多彩なアプローチで「課題発見・解決力」を育む活動を進めています。

授賞式は2023年6月29日、東京で行われ、上坂アナはこの素晴らしい機会について「伝える力」を生かして未来を担う若者たちを支えたいという強い思いがきっかけだったことを語りました。コロナ禍で数々の困難に直面した中で、彼の活動は徐々に広がり、子どもたちとの交流を通じて自身の成長にも繋がったと振り返ります。

今後も「上坂アナウンサーのSDGs出前教室」は続けられ、運営への参加も募集中です。関心のある学校は、公式ウェブサイトから情報を得ることができます。

さらに、日本青年会議所の「青年版国民栄誉賞」は、1983年に始まったTOYP（Ten Outstanding Young Persons）という制度を基にしたプログラムであり、その受賞者にはさまざまな分野で大きな功績を上げた若者たちが名を連ねています。これまでには、日本人女性初の宇宙飛行士である向井千秋氏などもこの名誉ある賞を受けました。

上坂アナは、この受賞を通じて得られた新たな人脈や機会が、さらに大きな挑戦へと繋がることを願っており、今後もその情熱と志を持ち続け、活動を広げていく予定です。彼の姿勢は、次世代のリーダー育成に向けての希望として、全国の多くの人々に勇気を与えています。