サントリーとマガジンハウス、共同で新デジタルメディア「NORMEL TIMES」をローンチ
老舗出版社マガジンハウスと、世界的飲料メーカーのサントリーがタッグを組み、新しいデジタルメディア「NORMEL TIMES」を誕生させました。11月1日より順次公開されるこのメディアは、ウイスキーとその豊かな文化を、既存の枠にとらわれない自由なスタイルで発信していくことを目的としています。
「NORMEL TIMES」:ウイスキーと雑誌の融合
「NORMEL TIMES」は、マガジンハウスが発行する人気雑誌『BRUTUS』と『POPEYE』が、サントリー宣伝部・スピリッツカンパニーウイスキー事業部と協力して立ち上げた「営業時間外プロジェクト」の中核を担うメディアです。 サントリーが1950年代に発行していたウイスキー愛好家にも雑誌愛好家にも親しまれた広報誌『洋酒天国』の流れを汲む、新たな試みと言えるでしょう。
サイトでは、バー情報の提供からユーモラスなジョーク、ウイスキーにまつわるクイズまで、多様なコンテンツが展開されます。 ウイスキーを片手にリラックスして楽しめる、自由度の高い空間を目指している点が特徴です。 具体的には、コースターから素敵なバーを紹介する「コースター検索」、ウイスキーを楽しむためのアイテムを紹介する「SHOPPING CATALOG FOR WHISKY TIME」、ウイスキー関連コンテンツを紹介する「ウイスキーアンソロジー」、酒場の情景を描いたエッセイ「寄稿連載「美酒百景」」、ウイスキーをテーマにしたジョーク集「肴になるジョーク」、そしてウイスキーをテーマにしたクイズ集「一杯のクイズ」などが予定されています。
「営業時間外プロジェクト」:肩書きを脱ぎ捨てて
「NORMEL TIMES」は、サントリーとマガジンハウスによる共同プロジェクト「営業時間外プロジェクト」の拠点として機能します。 このプロジェクトは、ウイスキーとその文化を軸に、日常の喧騒から離れてリラックスできる時間、つまり「営業時間外」の重要性を再認識することをテーマにしています。 肩書きや規則にとらわれず、自由にウイスキー文化の魅力を伝えることを目指しています。
編集長からのメッセージ
『BRUTUS』編集長の田島朗氏は、マガジンハウス創業時の精神を踏襲し、サントリーとの協業に喜びを表現。「人間らしくやりたいナ」という精神のもと、今までにないウェブメディアを創造していくとコメントしています。一方、『POPEYE』編集長の町田雄二氏は、サントリーの過去の広報誌が単なる宣伝媒体を超え、豊かな感性を共有する場であった点を高く評価。 先達の精神を受け継ぎ、ウイスキー愛好家だけでなく幅広い層が楽しめるメディアを目指していくと語っています。
まとめ
「NORMEL TIMES」は、ウイスキー文化を深く掘り下げ、新たな視点から発信する、革新的なデジタルメディアと言えるでしょう。 サントリーとマガジンハウスの両社の強みを融合させたこのプロジェクトは、今後の展開にも注目が集まります。 ぜひ、サイトを訪れて、その魅力を体感してみてください。