株式会社3eeeは、令和6年7月4日に有限会社時館の株式を100%取得し、完全子会社化したことを発表しました。これにより、株式会社3eeeは介護事業での市場競争力を一層強化し、サービスの充実を促進することを目指しています。
有限会社時館は、1986年に設立され、高齢者向けの介護サービスを提供している企業です。主な事業内容には高齢者住宅、小規模多機能型居宅介護、訪問看護、居宅介護支援などが含まれます。これらのサービスを取込むことで、株式会社3eeeは多様なニーズに応える新しい事業展開を進めることが期待されます。
株式会社3eeeの代表取締役である田中紀雄氏は、今回の子会社化を「当社の成長戦略の一環であり、今後の事業拡大に向けた重要な一歩」と位置づけています。このような取り組みによって、地域に根ざしたサービスを提供し、より多くの利用者に喜ばれる企業となることを目指しているのです。
また、有限会社時館は今後、9月1日付けで社名を「有限会社THEOGRAM」に変更するとともに、本社を北海道札幌市中央区北四条西六丁目1-3に移転します。新たな社名に変更することで、さらに地域に貢献し、サービスの向上を図る意向を示しています。
株式会社3eeeの所在地も、今後は新しい本社と連動して行動を共にし、地域密着型の事業運営を続けていくことになります。これにより、地域のニーズに耳を傾け、介護サービスのクオリティを高めながら、持続可能な企業運営を実現する考えです。
有限会社時館が抱える既存の事業基盤とのシナジーを生かし、3eeeグループ全体でのサービス向上を進め、地域社会のニーズに対する柔軟な対応を心掛けていく姿勢は、今後の介護業界における重要な潮流となるでしょう。地域住民の皆様にとって、より身近で安全な介護サービスの提供が実現することを期待しています。
このように、株式会社3eeeの有限会社時館完全子会社化は、単なる企業結合に留まらず、地域の福祉向上に貢献する可能性を秘めた重要な施策です。たとえ組織体としては大きくなっても、そのふるまいは地域に根ざし、持続的に成長していくことが期待されるのです。