ホンダトレーディングとスカイディスクが展開するAI活用の生産計画DX
2026年1月21日から23日まで、東京ビッグサイトで開催される世界的な自動車技術展「AUTOMOTIVE WORLD 2026」に、ホンダトレーディングとスカイディスクが共同出展します。両社は、AIを用いた生産計画の最適化ソリューション「最適ワークス」を通じて、製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援し、業界全体の生産性向上を目指します。
ホンダトレーディングとは?
ホンダトレーディングは、東京都千代田区に本社を置く、1972年に設立された企業です。主に原材料や部品、設備の調達、供給を行っており、製造業界で広く展開しています。近年ではAI技術を活用したソリューション提供を強化し、自社の鉄鋼事業部で培った現場経験を活かしながら業務効率化に注力しています。
スカイディスクの機能と役割
一方、スカイディスクは福岡県に本社を持つAI技術の専門会社で、特に製造業向けのDX支援に注力しています。2013年に設立され、AIを活用したクラウド型サービス「最適ワークス」を展開し、生産計画の自動立案を実現しています。
最適ワークスの特徴
「最適ワークス」は、簡単に使えるSaaS型の生産スケジューラで、マスターデータの柔軟な管理が可能です。現場でのPDCAサイクルを活用しながら、日々の生産計画を負担なく作成・更新し、自社のニーズに合わせた最適な生産設定が行えます。また、AIがリアルタイムにデータを分析し、業務改善の提案を行うことで、納期遅延や計画立案の属人化といった課題の解決が期待されます。
展示ブースでの体験内容
出展ブースでは、AIによる自動生産計画の最新機能をデモ形式で体験できます。具体的には、インドのRajasthan Prime Steel Processing Centerでの実証実験による成功事例も紹介され、導入企業のDX成功事例を直接聞くことができ、個別相談コーナーも設けています。
このブースでは、特に自動車業界においてAIの活用や業務効率化に興味のある方々に向けた実践的な情報を提供します。具体的な課題に対するアドバイスを受ける良い機会となっています。
イベント詳細
「AUTOMOTIVE WORLD 2026」は、10:00から17:00までの時間で、東京ビッグサイトで開催される大規模な自動車技術展です。主催はRX Japan株式会社です。ホンダトレーディングとスカイディスクの出展ブース番号は【W15-37】です。AIやDXに関心のある業界関係者は、ぜひお立ち寄りいただき、新たなビジネスのヒントを得てください。
まとめ
今後の製造業が求めるデジタル化の流れに乗り、ホンダトレーディングとスカイディスクが提供する「最適ワークス」は、単に労働力の効率化だけでなく、売上の最大化に向けた重要な一歩となることでしょう。自動車業界の未来を担う技術として注目されています。