1.5℃の約束
2022-09-16 11:00:03
気温上昇を止めるためスタート!全国12都市で放映の1.5℃の約束
「1.5℃の約束」キャンペーンがスタート
最近、「1.5℃の約束」というキャンペーンが日本全国の12都市で始まりました。この取り組みは、気温上昇を抑制するための重要性を広めることを目指しています。特に、街頭ビジョンで放映される動画「あと0.4℃」は、地球温暖化の現状と対策について考えるきっかけを提供しています。
キャンペーンの内容
「1.5℃の約束」は、国連が提唱する環境保護の一環です。過去の産業革命から始まった気温上昇に対抗するため、1.5℃を超えないようにすることが国際的な目標として掲げられています。このキャンペーンは、国連広報センターが制作した「あと0.4℃」という告知動画を集中的に放映し、私たちに行動を促すメッセージを届けています。
放映は、札幌から那覇までの12都市で、約一ヶ月間にわたり実施され、都市の中心部に設置された大型ビジョンで見ることができます。これにより、多くの人々が直面している気候変動の現実に気づき、具体的なアクションを取るためのインスピレーションを受け取ることを期待しています。
参加メディアの増加
このキャンペーンは、SDGメディア・コンパクトに加盟するメディアと共同で推進されており、参加企業の数は増加の一途を辿っています。6月17日の開始時には108社だった参加メディアも、9月には136社に達しました。このように、多くのメディアが連携し、情報を発信することで、より広範に気候問題への関心を高める狙いがあります。
新たな動画の制作
国連広報センターは、キャンペーンを補完するために3本の告知動画を制作しました。これらの動画は、気候変動の危機を身近に感じてもらい、具体的な行動へと導くための内容が盛り込まれています。「考えてみよう」では、私たちの行動が気候に与える影響を考え、「夏ってこんなに暑かったっけ?」は、異常気象が私たちの生活にどのように影響を及ぼしているかを伝えます。
これらの動画は、国連のSNSやウェブサイトを通じて広く公開されるほか、参加メディアでも活用されます。情報を効果的に発信し、視聴者が自らの行動を見直すきっかけを作ることが目標です。
行動を促すリーフレット
また、国連の「ActNow」というキャンペーンも併せて進行中です。このプラットフォームでは、個人レベルでの具体的な行動を提案します。例えば、家庭での節電を心掛けたり、環境に優しい製品の購入を進めることが紹介されています。このような情報は、三つ折りのリーフレットとしても配布され、多くの家庭で手に取られています。
結論
「1.5℃の約束」キャンペーンは、今後の地球環境を守るための重要なステップです。私たち一人ひとりができることを考え、行動に移すことで、未来の子どもたちに住みやすい地球を残すことが可能です。このキャンペーンを通じて、多くの人々が参加し、共に気候変動対策に取り組むことを期待しています。ぜひ、街頭で見かけた動画やリーフレットを通じて、私たちの未来について考えるきっかけにしてください。
会社情報
- 会社名
-
国際連合広報センター
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学本部ビル8階
- 電話番号
-