醤油蔵の国際交流
2026-02-27 11:24:24

伝統醤油蔵が復興地域にグローバルネットワークを提供する新しい試み

伝統と復興の架け橋



創業1688年、338年の歴史を持つ柴沼醤油醸造は、茨城県土浦市にある老舗の醤油蔵です。この会社は、今では63カ国に醤油やたれを輸出しており、その品質は国際的にも高く評価されています。本記事では、同社の取り組みである「地域×グローバル×復興」モデルの実施について詳しくご紹介します。

2026年の訪問について


柴沼醤油は、2026年3月6日から8日にかけて、ポーランドとスロバキアの貿易パートナーを石川県能登・珠洲地域に招待します。この訪問は、海外バイヤーやシェフと地元の生産者や工房を直接つなぐことを目的としており、地域の持続可能な経済成長を視野に入れた取り組みです。訪問先では、魚加工所や塩づくりの現場、輪島塗工房などを見学し、地元の特産物や食文化を体験することが予定されています。

震災後の支援モデル


この訪問は単なる支援活動ではなく、具体的な経済モデルの創出です。震災以降、能登地域では多くの事業者が再建の途上にあり、地元の声を受けてこのプログラムが実施されます。柴沼醤油の代表取締役、柴沼秀篤氏は、「地方を支援するという枠組みではなく、地域が世界と直接つながる構造を作ることが重要だ」と述べています。熱心な参加者であるポーランドのバイヤーArkadiusz Krzysztofや、スロバキアの著名シェフTomas Lysyも、その先進的な試みに参加します。

世界市場との接続


参加者は、日本の地域食材の欧州市場での受容性を評価し、将来的には新しい商品開発や輸出の可能性を探ることが期待されています。ポーランドやスロバキアの和食市場は拡大しており、発酵食品や伝統工芸への興味が高まる中で、地域の価値が国際的に認識されることを目指します。

地域をつなぐ経済モデルの重要性


柴沼醤油醸造の「地域×グローバル×復興」モデルは、地方が海外と直接連携する経済の実証を行い、地域の持続可能な発展を支えています。これまでに同社は日本の地域食材を欧州市場で展開し、得られた経験を元に今回の取り組みを実施します。茨城県土浦市の蔵には年間2,000名以上が訪れ、その多くが海外のバイヤーです。このネットワークを利用して、能登地域の復興に寄与することが期待されています。

今後の展望


この取り組みはあくまで第一弾であり、将来的には更なる海外パートナーとの地域訪問を継続して実施していく方針です。柴沼醤油醸造は復興途上の地域と世界をつなぐ重要な役割を果たし続けることでしょう。地域の生産者が国際的な市場で成功を収めるためのグローバルな支援のモデルを確立するため、次回以降の訪問も心待ちにしたいところです。また、取材やインタビューの機会も提供されており、今後の活動に注目です。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
柴沼醤油醸造株式会社
住所
茨城県土浦市虫掛374
電話番号
029-821-2400

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。