サキコーポレーションがIllumio導入でEUサイバーレジリエンスを強化

サキコーポレーション、Illumioを導入しサイバーレジリエンスを強化



株式会社サキコーポレーションは、EUサイバーレジリエンス法に適合するための施策の一環として、サイバーセキュリティのプロバイダーであるIllumioの「ゼロトラスト・セグメンテーション(ZTS)」ソリューションを導入したことを発表しました。Illumioのテクノロジーは、企業がサイバー攻撃に従来よりも柔軟に対応し、リスクを軽減するための重要な手段となっています。

この導入により、サキコーポレーションは自身のネットワークをセグメント化し、通信制御を強化することで、ビジネスを継続する上でのリスクを軽減し、セキュリティの強化が図られます。特に、サイバー攻撃時におけるラテラルムーブメント、つまり内部のネットワーク内での移動を阻止することができる点が注目されています。これにより、潜在的な脅威を早期に察知し、適切に管理する体制を確立します。

サキコーポレーションは東京に本社を構え、国内外に数多くのオフィスやサポートセンターを有するなど、複雑なIT環境が広がっています。最近のクラウド移行や在宅勤務の増加に伴い、ネットワーク構成はこれまで以上に多様化し、従来の運用方式では対応が難しくなってきました。これを受けて、サキコーポレーションは迅速に環境変化に適応できる柔軟なソリューションを求めていたのです。従来のファイアウォール機器では、DXの進展に伴う課題が解決できないという認識が広がり、IllumioのZTSソリューションの導入が決まりました。

このソリューションの強みは、既存のネットワーク構成に影響を与えることなく、セグメンテーションの設計やポリシー適用を容易に行える点です。サキコーポレーションは、導入が簡単で迅速に実施できることから、大いに満足しています。Illumioの日本法人であるダレン・マッケレン氏は、サイバーセキュリティに対する規制遵守は継続的で複雑なプロセスであり、特にグローバルに展開する企業にとっては大きな挑戦となると述べています。

サキコーポレーションが採用したIllumioの「Illumio Core」と「Illumio Endpoint」により、管理コンソールを介してネットワークトラフィックの可視化やデータフロー図の作成が容易になります。これにより、サイバー攻撃に対して各デバイスを効果的に隔離し、厳密な通信制御ができるようになります。こうした包括的なアプローチにより、サキコーポレーションはすべてのエンドポイントデバイスに対して堅牢なセキュリティを確保できるのです。

サキコーポレーションによるこの導入事例は、公式ウェブサイトで詳細を確認することが可能です。Illumioのソリューションは、ランサムウェアやその他のサイバー脅威に対抗するための最も効果的な手段として、多くの企業に評価されています。企業が進化し続けるIT環境の中でどのようにセキュリティを強化していくか、その挑戦にIllumioが寄与することは間違いありません。

会社情報

会社名
Illumio, Inc.
住所
920 De Guigne Drive Sunnyvale, CA 94085
電話番号

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