EV充電サービス導入
2025-07-29 13:21:00

オリックス不動産と東京ガス、物流施設にEV充電サービス「EVrest」を採用

オリックス不動産が東京ガスとEV充電サービスを採用



オリックス不動産株式会社(社長:深谷 敏成)は、東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一)との新たな合意により、同社が新規開発する全国の物流施設に、東京ガスの提供する電気自動車充電サービス「EVrest(イーブイレスト)」を標準装備することが決まりました。これは、EV充電サービスが物流施設で導入される初の試みとなります。

EV充電サービス「EVrest」について



EVrestは、電気自動車(EV)のユーザーが充電を行う際に、充電量を正確に計測し、それに基づいて料金を管理するサービスです。特に、充電の電力を供給するオーナーと利用者が異なる場合に、オーナーは利用者ごとの充電量を把握し、適切な請求を行う必要がありますが、EVrestを活用することで、手間を軽減できます。このサービスでは、ユーザーが電気代を支払い、その一部がオーナーに返戻される仕組みが採用されています。これにより、オーナーの負担が軽くなるだけでなく、ユーザーに対しても利便性を提供します。

サステナブルな物流施設を目指して



オリックス不動産は、物流施設の開発において持続可能な取り組みを進めており、太陽光発電設備の設置や100%再生可能エネルギーからの電力供給を行っています。それに加え、EV充電器の設置を積極的に進めており、今回のEVrestの導入は、その一環です。これにより、各入居テナントは専用アプリを通じて、簡単にEVへの充電指示や料金の支払いができるようになり、充電環境の利便性が大幅に向上します。

新規開発物流施設のラインナップ



EVrestの導入は、すでに開発が進んでいるいくつかの物流施設から始まります。以下は、その詳細です:

物件名 竣工年度(予定) 住所 充電器の仕様・数(予定)
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三郷Ⅱロジスティクスセンター 2025年10月 埼玉県三郷市 普通充電3kW・2口
伊奈ロジスティクスセンター 2025年12月 埼玉県北足立郡伊奈町 普通充電3kW・2口
三郷Iロジスティクスセンター 2026年1月 埼玉県三郷市 普通充電3kW・4口
(仮称)一宮萩原ロジスティクスセンター 2026年4月 愛知県一宮市 普通充電3kW・8口

今後の展望



東京ガスは、EV充電設備の普及拡大を目指し、EVrestの導入を進めていく方針です。これにより、カーボンニュートラル社会の実現に向けた一歩を踏み出すことを目指しています。さらに、東京ガスは新たに「IGNITURE(イグニチャー)」というブランドを立ち上げ、家庭や法人向けに経済性や利便性、効率性を向上させる様々なソリューションを展開していく予定です。これにより、持続可能な生活と事業が無理なく両立できる未来を目指しています。


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会社情報

会社名
東京ガス株式会社
住所
東京都港区海岸1-5-20
電話番号

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