骨壷ブランド「そそそ」
2024-11-28 11:06:51

豊岡市に誕生した新しい供養の形「そそそ」とは

新たな供養の形、白磁の骨壷ブランド「そそそ」



豊岡市出石町に新たに設立された白磁の骨壷専門ブランド「そそそ」が注目を集めています。このブランドは、伝統工芸である出石焼を用いた唯一無二の骨壷「骨櫃(こつひつ)」を主力商品とし、故人の遺骨を大切にしながらより自由な供養のスタイルを提供します。

「骨櫃」とは?


「骨櫃」とは、あらたな形で故人を偲ぶアイテムとして設計された骨壷の新名称です。この商品は、遺骨を直接見ることなく、内蓋に遺品を収められるデザインが特徴。オーダーメイドで、手作りの白磁骨壷として提供されます。利用者が生前にご用意し、日常のインテリアとして飾ることで、故人へのメッセージを伝える手段となります。

これまでの供養との違い


従来の骨壷は、故人を荼毘に付した後に納骨されることが一般的でしたが、最近では「手元供養」などの新しい考え方が広まりつつあります。これに伴い、自宅で骨壷を飾るスタイルが支持されています。「そそそ」は、この流れに沿いながら、生活空間に調和する美しいデザインの骨壷を提案します。

こだわりのデザインと機能


「そそそ」は、季節や心境の変化によって骨壷の「装い」を変えることができる自由なスタイルを持っています。生前の衣服をリメイクしたり、茶道具のようにまとったりと、まさにオシャレな供養のアイテムへと進化しました。また、犬や猫といったペットのための骨壷もオーダーメイド可能で、すべての家族への思いやりが込められています。

起業の背景


このブランドを立ち上げたのは岡山拓さん。彼は兵庫県の伝統工芸の一環として、江戸時代から続く出石焼の魅力を生かした新しい供養のスタイルを提供したいと考えています。岡山さんは、地域おこし協力隊の制度を活用して故郷に戻り、出石焼と地域伝統工芸の継承に取り組んでいます。

陶芸の魅力と地域貢献


出石焼は、豊岡市の伝統的な磁器生産技術を基にしています。近年、全国の伝統工芸が厳しい状況にある中、岡山さんは「そそそ」を通じて出石焼の魅力を再発見し、広めていくことを目指しています。このプロジェクトは単なるビジネスではなく、地域の活性化や伝統の再興に寄与する重要な活動でもあります。

展示室「厳庵(がんあん)」のご案内


実際に「骨櫃」を手に取って見ることのできる展示室「厳庵」は、豊岡市出石町に位置しており、日本庭園のある和の空間で美しい商品をご覧いただけます。営業日は週末を中心に不定期で行っており、訪問希望の方は事前にお問い合わせください。また駐車スペースも完備されています。

まとめ


葬いとファッションを融合させた新しいスタイル「骨櫃」は、「そそそ」というブランドの軸となっています。独自のデザインとクオリティで、亡くなった方を偲ぶ新しい供養の形を提供し、出石焼の魅力を再発見することを目指している岡山拓さんの取り組みは、多くの人々に感動を与えることとなるでしょう。


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会社情報

会社名
そ/そ/そ
住所
兵庫県豊岡市出石町福住365
電話番号
090-9613-5940

関連リンク

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