尼崎市での新しいものづくりを目指す活動
兵庫県尼崎市では、株式会社友安製作所と共に「尼崎ものづくりチャレンジ事業」の一環として、夢を形にするためのオープンコンペ「AMAGASAKI DESIGN COMPETITION 2025」を開催します。このコンペは、中小企業の強みを活かした新しいプロダクトの創出を目指しており、クリエイターたちがアイデアを持ち寄り、共創の場を提供します。
コンペの概要とスケジュール
コンペは、2023年10月1日から11月14日までの約1ヶ月半の間、アイデアの募集を行います。2回の審査会を経て、各参加企業から1名の共創パートナーが選出され、これから約3ヶ月間にわたって試作開発が進められます。最終的には、2024年3月中旬に行われる中間報告会で、その成果が発表される予定です。
特別なMEETUPイベントの開催
さらに、参加企業4社の魅力をより深く理解するための「OFFLINE & ONLINE MEETUP」イベントも実施します。このイベントでは、商品開発に興味があるクリエイターに向けて、プロジェクトの概要や企業ごとの特徴、開発テーマについて直接情報提供が行われるため、応募を考える皆さんには貴重な機会となります。
- - OFFLINE MEETUP: 10月8日(水)15:00〜18:00、QUINTBRIDGE
- - ONLINE MEETUP: 10月15日(水)10:00〜12:30、Google Meetを使用
参加企業の紹介
参加企業には、以下の4社が名を連ねています。それぞれ異なる分野での専門性を持つ企業であり、独自のものづくりの視点を持っています。
- - 株式会社共立ダイカスト加工所: アルミや亜鉛のダイカスト部品を手掛ける。
- - 有限会社中野製作所: 樹脂加工に特化した試作開発を行っている。
- - 日亜鋼業株式会社: 鉄線やその加工製品を製造・販売している。
- - HIBANAS株式会社: 鉄の曲げ、切断、溶接を専門とする。
募集テーマとメリット
コンペのテーマは「ものづくりの魂が宿る、心揺さぶる逸品」となっています。このプロジェクトを通じて、デザインパートナーに与えられる特典も魅力的です。
特に、訪問先として九州の佐賀県有田町と長崎県波佐見町が予定されており、フィールドリサーチに招待されるチャンスもあります。
また、参加企業とのコネクションが形成されることに加え、製品化に関してのロイヤリティ契約も行えるため、実際に市場における商品化を目指せる点も大きな特色です。
求める参加者
本コンペは、新しい挑戦を望む方や、ものづくりの分野で経験を積みたい方、さらには地域の企業と協力して新たなものづくりに挑戦したい方に特におすすめです。デザインだけでなく、ブランディングや商品に伴うサービスデザインにも関わりたい方にもぴったりです。
尼崎ものづくりチャレンジ事業について
この取り組みは、2030年に「ものづくりをするなら尼崎」という目標を掲げており、地域中小企業の挑戦を後押しし、ものづくりの魅力を広めています。尼崎市は、このプロジェクトを通じて企業の付加価値を向上させることを目指しています。
まとめ
「AMAGASAKI DESIGN COMPETITION 2025」は、地域社会と企業が共にモノを作り上げる重要なステップです。この機会を通じて多くのクリエイターたちが集い、互いに刺激し合いながら新しい価値を生み出すことが期待されています。興味を持った方は、ぜひ参加してみてください!