施工管理を変える「KANNA」アプリの登場
最近、建設・建築業界に向けた新しい施工管理アプリ「KANNA」(カンナ)が正式にリリースされました。このアプリは、移動や事務作業にかかる手間を削減し、生産性の高い時間を最大化することを目的としています。
KANNAが目指すもの
KANNAは、現場から離れていてもスムーズにコミュニケーションが取れるよう、クラウドベースの写真や図面の管理機能、チャット機能を搭載しています。これにより、テレワークを推進するための力強いサポートも行っています。
このアプリは、2020年6月1日のサービス申込開始以来、リフォーム会社や工務店、設備工事やデザイン設計を行う企業など、さまざまな業種からのお問い合わせが多く寄せられています。特に、東証一部上場企業から一人親方まで、幅広い企業が100社以上も申し込みをしている注目のサービスです。
KANNA開発の背景
このアプリの開発は、アルダグラムの代表、長濱氏が都内の内装会社に関わっていた際の経験から生まれました。当時、その会社では情報共有に多くの時間が費やされており、もっと効率的なシステムが必要だと感じたそうです。普及しているシステムを調査したところ、高機能で高価格なものが多く、ほとんどの建設会社には手が届かないものでした。
そこで、長濱氏は業界のニーズに応じた、誰でも使いやすいアプリを開発しようと決心し、「KANNA」を誕生させたのです。今後もユーザーからのフィードバックを基に、使いやすさの向上に努めていくとのことです。
会社の使命と今後の展望
株式会社アルダグラムは、2019年5月に設立されたスタートアップ企業で、「職人の価値ある時間を最大化する」ことをミッションとしています。KANNAだけでなく、職人の移動時間を考慮したサービスも展開予定です。このように、建設・建築業界に携わる人々が働きやすい環境を整えるため、引き続き努力していく方針を示しています。
会社概要
- - 社名:株式会社アルダグラム
- - 代表者:長濱 光
- - 所在地:東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル3F
- - 設立:2019年5月8日
- - 事業内容:業務効率システムの開発運営、コンサルティング等
- - URL:https://aldagram.com/
総括
「KANNA」は施工管理の進化を促し、業界に大きな変革をもたらす可能性を秘めています。今後の発展に期待が寄せられるアプリとして、注目が集まることでしょう。