日本の進学校が海外進学に適応した国際教育フェア2025春
2025年5月、東京と大阪で行われた「国際教育フェア2025春」は、日本国内の進学校やインターナショナルスクールが一堂に会する日本最大級のイベントとして注目されました。このフェアには、延べ2400名以上の来場者が参加し、教育関係者だけでなく、保護者や子どもたちも多く集まりました。展示された学校や団体の数は87に上り、特に今年は国内の進学校が多く参加したことが大きな話題となりました。
過去最多の進学校参加
通常、このようなイベントではインターナショナルスクールの参加が目立つ中、今回は一条校(文科省認可の小中高等学校)の参加校が過去最多となり、東京会場では初めてインター校を上回る結果となりました。このことは、日本の進学校が国際教育やグローバル化の重要性を認識し始めていることを示す明確なサインといえます。特に、英語教育や海外進学に向けたプログラムに関心を持つ家庭が増えていることが伺えます。
イベントの概要
- 東京:2025年5月17日(土) 1,520名来場
- 大阪:2025年5月18日(日) 896名来場
- - 主催:Global Step Academy、ABC HORIZON PTE. LTD.
- - 協賛:株式会社早稲田アカデミー、株式会社ベネッセコーポレーション
- - 公式サイト:国際教育フェア公式
満足度の高い来場者
イベントを利用した保護者や教育者は、個別相談ブースやトークショー、様々なワークショップに参加し、有意義な時間を過ごしました。特に子ども向けのSTEAM、モンテッソーリ、プログラミングをテーマにしたワークショップは、参加者からの人気が高く、彼らの創造力を引き出す場として機能しました。また、イベント後のアンケート結果では、91.8%の来場者がイベントを「非常に良い」または「良い」と評価し、次回も参加したいという声が95%に達しました。
参加校の内訳
東京会場
- 例:渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校、洗足学園中学校、武蔵高等学校中学校など
- 例:Harrow International School Appi Japan、Rugby School Japanなど
大阪会場
- 例:大阪府立水都国際中学校・高等学校、大阪星光学院中学校など
- 例:St. Michael's International School、OWIS Osakaなど
参加校の詳細は公式サイトで確認できます。
今後の予定
国際教育フェアは今後も続々と開催予定です。
- - 福岡:2025年10月3日(金)10:00-14:00(THE KEGO CLUB)
- - 大阪:2025年10月4日(土)10:00-17:00(APイノゲート大阪)
- - 東京:2025年10月5日(日)10:00-17:00(東京都産業貿易センター浜松町館)
- - 海外:ベトナム(2025年9月28日)、マレーシア(2025年10月12日)、シンガポール(2025年10月18日)での開催も予定されています。
主催者情報
- 所在地:東京都渋谷区
- 代表:カヌーセン・チャールズ
- 所在地:シンガポール
この国際教育フェアは、進学校が海外進学への道を切り開く重要な一歩を示すものであり、今後の教育の在り方に大きな影響を与えるでしょう。このイベントを機に、ますます多くの学生が国際的な視野を持ち、多様な教育の機会を享受できるよう期待されます。