STELの新たな挑戦
2025-05-08 14:51:06

STELが環境省の30by30アライアンスに参加し生態系保全に寄与

STELが環境省の30by30アライアンスに参加



2023年、特定非営利活動法人Sea Turtle Ecology Lab(STEL)が環境省の「30by30アライアンス」に参加したことが発表されました。このアライアンスは、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として保全することを目指す国際的なイニシアティブです。STELは、絶滅が危惧されるウミガメに対して、科学的なアプローチを通じて保全活動を行う組織であり、アライアンスの目的に賛同し参画することによって、さらなる影響力を持った活動を展開していきます。

30by30アライアンスとは



「30by30アライアンス」は、企業や自治体、団体が集まり、2030年までに自然環境を効果的に保全するための取り組みを推進するグループです。このアライアンスでは、陸域と海域の保護地域を拡充し、保護地域以外でも生物多様性を保全するOECM(Other Effective area-based Conservation Measures)認定の促進といった活動が行われています。日本国内では、2023年の段階で陸域の保護面積は約20%、海域は約13%ですが、これからはさらなる取り組みが求められています。

STELの活動内容



STELは、ウミガメの生態研究を通じて、彼らを未来へ残すための多様なプロジェクトを実施しています。ウミガメは生態系において重要な役割を果たす存在ですが、絶滅の危機にさらされています。STELは科学的根拠に基づいた調査・研究を行い、その成果を広く共有することで、ウミガメの保全及び生物多様性の向上に寄与しています。今回の「30by30アライアンス」への参加は、これらの取り組みを更に加速させるものと期待されています。

ネイチャーポジティブの実現



STELは「ネイチャーポジティブ宣言」をもって、自然環境の回復や生物多様性の損失を反転させるための活動にも力を入れています。「ネイチャーポジティブ」という概念は、自然と共生しながら、持続可能な社会を実現するために重要な指標であり、STELはこれを実現する一環として、ウミガメに関連する様々な取り組みを進めています。

未来への道筋



STELの活動は、ウミガメの保全だけでなく、地域社会やグローバルな環境問題への寄与にもつながるものです。世界中のウミガメが危機に瀕している中で、STELは国内外の研究者や団体と協力し、知見を持ち寄って問題解決に取り組んでいます。将来的には、ウミガメ学を広めるイベントや勉強会の開催、一般向けの講演会などを通じて、さらなる認知度の向上に努めます。

まとめ



STELが「30by30アライアンス」に参加することにより、ウミガメだけでなく、生物多様性全般への意識喚起と改善に繋がることが期待されます。持続可能な未来を目指すために、これからもこのような取り組みが重要であるといえます。STELは、ウミガメを守る活動を通じて、未来の生態系を守り、次世代に引き継いでいく真剣な活動を続けていくことでしょう。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人Sea Turtle Ecology Lab
住所
神奈川県横浜市鶴見区市場上町10-3-206
電話番号

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