CLACK、インパクトスタートアップ協会に参加し持続可能な社会を目指す

CLACKがインパクトスタートアップ協会に加盟

株式会社CLACK（本社：東京都渋谷区、代表取締役：平井大輝）は、「社会課題の解決」と「持続可能な成長」を両立させ、社会へポジティブな影響をもたらすことを掲げるインパクトスタートアップ協会（以下「ISA」）に、第7期正会員として加わったことを発表しました。

現代日本には約119.5万世帯の母子家庭が存在し、就業率は80%以上を誇りますが、年間平均収入は272万円に留まっており、経済的に困難な状況が続いています。この背景には、非正規雇用が多く、持続可能なキャリア形成が難しいという構造的な課題が潜んでいます。就業意欲があっても、安定した雇用の選択肢が少ないため、経済的自立や社会参加が阻まれています。

CLACKは、シングルマザーを対象にした教育・人材紹介サービス「ジョブトランジット」を運営し、「学ぶと働くの未来の当たり前をつくる」というミッションのもと、持続的に働き続けられる道を提供しようと努めています。このサービスによって、シングルマザーが安定した雇用を得る手助けをし、キャリアの移行を助けます。

さらに、2040年までに日本では約1,100万人もの働き手が不足すると予測されています。AIの進展により、労働市場における機会の格差も広がっており、雇用の不均衡が深刻化しています。「ジョブトランジット」を通じて、CLACKは労働需給のミスマッチを解消し、100万人のインパクト雇用市場を創出する目標を掲げています。

ISAは、社会課題の解決を目指すと同時に、持続可能な成長を追求することを理念とし、2022年に設立されました。政財官と協働することで、ポジティブ・インパクトを与えるスタートアップが発展できるエコシステムを構築しています。現在、ISAの正会員数は325社に及び、日系企業や外資系企業からも賛同が寄せられています。

CLACKがISAに加盟した理由は、同団体の理念に深く共感したからです。企業が職場環境や雇用のスタンダードを見直し、改善していくことで、社会全体にポジティブな影響をもたらすことが期待されています。今後CLACKは、インパクトスタートアップ協会の一員として、教育と就労の融合を進め、シングルマザーが経済的に自立しやすい社会を実現するために取り組みを続けていきます。