Tanker Project展
2021-11-05 11:47:57
アートが結ぶ交流の海:Tanker Projectの展覧会が横浜で開催
Tanker Project - プロローグ:ドクメンタ15への道
現代社会の中で、無数の小さな人間社会が 出現し、すぐにひとつの世界になる様子を私たちは目の当たりにしています。この社会の中で、アートは新たな「航海」を提供し、その軋轢を越えていく力を持っています。この度、Tanker Projectのプロジェクトが、アートを通じてこの複雑な現実を整理し、私たちが進むべき道を示してくれる展覧会を開催します。
展覧会の概要
展覧会名は「Tanker Project ― Prologue:Road to documenta fifteen」。2021年11月19日から11月28日まで、横浜のBankART KAIKOで行われます。このイベントでは、ドイツで行われる現代美術展documenta 15に向け、Tanker Projectのアーティストたちが集結し、各々の作品や活動を披露し合います。
出展アーティストと団体
Tanker Projectに参加するのは、日本からのアーティスト栗林隆や志津野雷をはじめ、カメルーンとフランスのバルトロメイ・トグオ、キューバのカルロス・ガライコアといった様々な国籍のアーティストたちです。また、迫るdocumenta 15に向けた新たな試みとしてアーティスタ×アーティスタも参加し、異なる文化背景を持つアーティストたちが一堂に会します。
ドクメンタ15のテーマ
documenta 15は、2022年にカッセルで開催される現代美術展であり、アジアから初めてインドネシアのルアンルパがディレクターに就任して注目されています。そのテーマは「No Art, Make Friends」と「Lumbung(ルンブン)」。
Lumbungの概念
Lumbungは、インドネシアの農田とその管理を行うコミュニティの考え方を示します。農民と遊牧民、定住と漂泊という対立的な視点ではなく、日常的な視点から移動を捉え、地域の共同体の大切さを再認識させます。
実施イベント
展覧会の最中、11月20日にはトークイベントも開催予定です。Tanker Projectの中心人物である栗林隆、CINEMA CARAVANの志津野雷、そしてdocumenta 15のディレクターチームの一員イワント・ハルトノが参加し、Lumbungの理念やTanker Projectの意義について深く掘り下げます。参加には事前予約が必要で、興味のある方はぜひ申し込みをお忘れなく。
アートを通じた新たなつながり
この展覧会は、アートがもたらす力強いメッセージを共有する機会であり、多様な視点を提供する場となります。それぞれのアーティストが独自のバックグラウンドを持ちながらも、共通の目的に向かって活動する様子は、私たちに新たな視点を与えることでしょう。
訪問のススメ
横浜で行われるこの特別な展覧会は、アート愛好家だけでなく、地域の人々にも楽しんでいただける内容となっています。また、展示されるアート作品は購入することも可能ですので、アートとの新しい出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
私たちの社会の複雑さを理解し、アートを通じて新たな交流を楽しむことができる、貴重な機会となることと思います。ぜひ、足を運んでみてください。
アクセス
会場は、馬車道駅から徒歩圏内にあり、利便性も良好です。アートの船旅が提供する「海」を訪れる旅として、横浜の文化的な側面をぜひ体感してみてください。
会社情報
- 会社名
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株式会社ArtTank
- 住所
- 東京都大田区北馬込2-1-11
- 電話番号
-
03-6809-9977