バングラデシュのAI育成
2019-07-12 08:00:15
バングラデシュでAI人材育成を進めるBJITの取り組み
バングラデシュでのAI人材育成事業が本格始動
バングラデシュは近年、経済成長を遂げており、特にIT分野においては著しい発展を見せています。この背景には、政府の「デジタル・バングラデシュ」政策があり、技術者のインフラ整備や人材育成が積極的に行われています。この状況の中、株式会社BJITはバングラデシュにおいてAI人材育成事業を開始しました。
AI人材の必要性
デジタル化が進む現代において、AIはさまざまな分野でその重要性が増しています。しかし、AIの実用化には高度な専門知識を持つ人材が必要で、日本においてもAI人材は不足しています。経済産業省の調査によると、日本国内でのAI人材の需要は今後さらに高まると予測されています。BJITは、この人材不足に対応するため、年間100名のAI人材を育成する計画を立てています。
BJITアカデミーAIトレーニング
BJITは独自のアカデミーモデルを導入し、AIに関する理論と実践の両面から学べるカリキュラムを提供します。具体的には、3ヶ月間の集中的なトレーニングを行い、基礎数学や統計解析、機械学習の様々なモデルについて学ぶことができます。また、演習ではPython言語を用いて、実際のデータ分析や機械学習を体験する機会も設けられています。
日本語トレーニングの重要性
AI人材育成において、日本語教育は欠かせない要素です。BJITでは、バングラデシュのエンジニアに向けて、日本での就労を前提とした日本語研修を実施します。アクティブラーニングの形で進行するこのプログラムでは、日本語能力試験(JLPT)N5〜N4レベルを目指し、日本のビジネス文化やマナーも学ぶことができます。これにより、参加者は日本の職場環境にスムーズに適応できる力を身につけます。
バングラデシュのIT環境
バングラデシュは、商業やテクノロジーの分野での進展が目覚ましい国です。そのため、BJITの取り組みは、バングラデシュのIT技術者育成の推進に大いに寄与すると期待されています。また、バングラデシュは英語が広く理解されており、そのため国際的なビジネスでも優位性を持っています。さらに、バングラデシュの文化は、日本の文化に親和性が高いと言われており、この点も重要な要素です。
結論
BJITのAI人材育成事業は、単に技術者の育成にとどまらず、バングラデシュと日本の産業の架け橋になることが期待されています。この取り組みを通じて、バングラデシュのエンジニアがグローバルに活躍できる環境を提供し、今後のAI業界に貢献していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社BJIT
- 住所
- 東京都港区芝5丁目1番13号三ツ輪三田ビル5階
- 電話番号
-
03-6453-8740