保険業務をAIで刷新！InsureMOがマイクロソフトとの提携を発表

AIによる保険業務の革新

2025年5月20日、保険業界向けデジタルプラットフォームであるInsureMOが、マイクロソフトの「Azure AI Foundry Agent Service」に技術を採用したことを発表しました。保険業界に特化した特筆すべき取り組みの一つであり、InsureMOがこのプラットフォームに唯一採用されたソリューションベンダーです。

この新たなシステムの導入により、ユーザーはAIチャットボットと自然言語でやり取りし、生命保険や損害保険といった業務を365日、24時間体制で自動処理することが可能になります。これにより、人間のオペレーターが行うのと同等以上の処理能力を備えた業務の自動化が実現します。

InsureMOが提供するAPIは、FoundryのAIエージェントおよびワークフローと統合され、保険業務の自動化が一段と進化します。この取り組みは、業務効率の向上とデジタルトランスフォーメーションを推進することを目指し、多くの日本国内の保険会社に提供されます。

Foundry Agent Serviceの特長

マイクロソフトのFoundry Agent Serviceは、業界特化型のAIワークフローを可能にするための強力なエコシステムです。業務プロセスを効率的に管理し、柔軟性のあるオーケストレーションを実現することで、InsureMOのような業界トップクラスのツールと連携します。これにより、保険業界の課題を解決する新たなフレームワークが構築されるのです。

InsureMOの目指す未来

InsureMOの河上社長は、「保険に関する意思決定には、迅速さ、正確さ、そして状況に即した情報が必要です。特に変額保険や自動車保険、火災保険、旅行保険などの分野ではその重要性が高まります。Azure AI Foundry Agent Service向けにアクションAPIを提供することで、保険業界のインテリジェンスをワークフローに組み込むことが実現しました。これにより、複雑な業務を簡素化し、保険会社と顧客の双方に多くの価値を提供できると期待しています。」と語っています。

このように、InsureMOはテクノロジーを通じて保険業界の課題に立ち向かっています。15年以上の経験を持つシンガポール発の企業として、約40の国と地域で500社以上の顧客基盤を有し、特にアメリカや欧州、日本国内でも20社を超える金融機関に採用されています。このことは、InsureMOの技術がグローバルに通用することを示す証拠です。

会社概要

InsureMOは2000年に設立された企業で、「保険を簡単に」をミッションに掲げ、柔軟性が求められる保険業界に対するソリューションを提供しています。最先端の技術を活用し、保険業務の自動化と効率化に貢献し続けるその取り組みは業界の注目を集めています。詳細については、InsureMO公式サイトをご覧ください。