オーガニック農業スクール
2024-10-22 14:28:14

亀岡市のオーガニック農業スクールが2期生募集開始!新たな農業の形を学ぼう

京都・亀岡市が提供するオーガニック農業スクールとは



京都府亀岡市は、美しい自然環境を守りながら、新たな農業の形を提案する「亀岡オーガニック農業スクール」の2期生募集を11月1日から行います。このスクールは、環境問題や農業従事者の減少といった地域の課題に取り組む一環として始まったもので、実践的な知識や技術を学ぶことができます。令和7年2月に始まる2期生募集に向けて、多くの期待が寄せられています。

充実したカリキュラム



オーガニックスクールでは、受講者が自分の目的に応じて選べる3つのコースがあります。プロ養成コースやスタディコース、オンラインコースなど多様な選択肢が提供されており、どなたでも興味のある分野に挑戦できるようになっています。第一期生として参加した37組44名は、土壌管理や病害虫対策といった技術的な部分だけでなく、農業経営や販路戦略などのビジネス面についても学んでおり、その成果を感じています。

特に、オーガニックスクールでは「再現性」を重視しています。これは、農業の成否を勘や感覚に依存するのではなく、過去のデータに基づいた実践的な手法で行うことを意図しています。例えば、「トマトの芽が〇枚になったらこの肥料を〇グラム添加する」という具体的な数値に基づく技術を学びます。このデータをもとにした作業の効率化と確実性は、安定した収量と品質向上に大きく寄与します。

オーガニックの普及と地域の子どもたちへの影響



亀岡市は、オーガニック農業の普及ばかりでなく、地域の子どもたちにもその恵みを届ける取り組みも行っています。市内のこども園や保育所、小学校ではオーガニック米などの給食を導入しています。これは、子どもたちにオーガニック生活を体験させ、食育につなげるための大切な方法です。さらに、新鮮な野菜を扱う直売所は19カ所もあり、地域の農産物が生活の一部として浸透しています。

亀岡市の農産物を楽しむ「アグリフェスタ」



また、亀岡市では「アグリフェスタ」を開催し、地域の農産物を楽しむイベントも企画中です。このイベントは、地域内の農家と消費者が直に触れ合う場を設け、地産地消の重要性を広めることを目的としています。日程は令和6年10月27日(日)で、会場はJR亀岡駅の北側広場です。地元の農産物を多くの人々に知ってもらい、関係性を深める絶好の機会です。

持続可能な農業を目指して



亀岡市は長い歴史のある農産物産地であり、特に京野菜や丹波米などは全国的にも知られています。しかし、今も農業従事者の高齢化や耕作放棄地の問題が深刻です。このため、持続可能な農業への転換が急務と言えます。その中で、オーガニック農業は新たな可能性として注目されています。亀岡市では、オーガニックビレッジを宣言し、その実現に向けた取り組みを進めています。

持続可能で魅力ある農業の未来を築くため、亀岡市のオーガニック農業スクールへの応募は、地域と共に学び、成長する機会です。興味がある方は、ぜひ参加を検討してください。



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会社情報

会社名
亀岡市
住所
京都府亀岡市安町野々神8番地
電話番号
0771-22-3131

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