いじめ予防プログラム「ゲミワ」とは
2023年3月8日、公益社団法人子どもの発達科学研究所と一般社団法人SRU品川区ラグビーフットボール協会が共催で体験型イベントを開催しました。このイベントのタイトルは「チームの絆を強くする!前向き行動カードゲーム『ゲミワ』であそぼ」です。東京都品川区の小山台会館にて行われ、スポーツ界における「いじめ予防」がどのようにチームワークの向上に寄与するかを体験することを目的としています。
イベントの概要
当日は、ラグビークラブに所属する5歳から10歳の子ども10名に加え、大人6名が参加しました。参加者たちは、カードゲームを通じたいじめ予防ワークショップ「ゲミワ」に取り組みました。このゲームでは、仲間に対するポジティブな声かけや協力的な行動を考える時間が設けられました。
ゲミワの実施内容
子どもたちが「ゲミワ」を楽しむ姿が印象的でした。体験の後には、保護者や指導者向けに、脳科学に基づく「いじめ予防」についての講演も行われました。このとき、青山智士研究員が講師を担当し、スポーツチームにおけるいじめ予防の重要性や心理的安全性について話し合いました。このようなイベントを通じ、子どもたちが自分たちの声を大切にし、チームのハーモニーを育む素晴らしい機会が提供されました。
参加者の感想
参加した子どもたちからは、多様な感想が寄せられています。ある子どもは「友達に流されないようにしたい」と言い、流されることの危険を感じていることを表明しました。また、「リーダーゴリラやおたすけヒツジを増やしたい」といった将来の目標を語る子もいました。このように、子どもたちが自らの行動について考える姿勢を育むことができたのは大きな成果です。
主催者の思い
イベント主催者の成見宏樹氏は、スポーツ界における忍耐力やタフさの強調が、時にはいじめを助長する環境を生む懸念があると述べています。いじめ防止の意義を再認識し、今後もチーム内でのコミュニケーションを重視していきたいと考えています。青山研究員も、自発的な行動を選択する重要性を強調し、今後の活動がさらなる広がりを見せることに期待を寄せています。
ゲミワの可能性
「ゲミワ」は、いじめ防止を目的とした体験型学習プログラムです。ゲームを楽しむことで知らず知らずのうちに学びを深められるこのプログラムは、全国で導入が進んでおり、いじめを未然に防ぐための一助となっています。子どもたちが安心して活動できる環境作りを促進する「ゲミワ」は、今後も様々なスポーツ現場での実践が期待されます。
結論
「いじめ予防」をテーマにした今回のイベントは、参加者にとって非常に意義深い経験となり、子どもたちにポジティブな影響を与えることができました。今後もこうした取り組みが続けられ、全ての子どもたちが安心して活動できる環境が整備されることを願ってやみません。