エクサウィザーズと日本成長投資アライアンス(JGIA)が業務提携を締結したことが発表されました。この提携により、両社は企業の成長を促すための新戦略を共に展開していくことになります。
エクサウィザーズは、AI技術を活用したプラットフォーム「exaBase」を中心に、様々な課題解決のためのコンサルティングサービスを提供しています。このプラットフォームでは、UI/UXの設計から始まり、実装や運用に至るまで幅広いサポートを行っています。
一方、JGIAは独立系のプライベートエクイティ投資会社であり、企業の成長を支援するために多角的なアプローチを採用しています。特に、事業承継や上場企業のMBOを通じて、日本の成長力のある企業に投資しており、すでに29件の投資を実行しています。投資した企業への経営リソースの投入や経営支援人材の派遣といった支援活動を行い、企業の発展を加速させることを目指しています。
この業務提携は、JGIAが掲げる「日本の成長に投資する」というミッションと、エクサウィザーズが取り組む社会課題の解決が密接に関連していることから実現しました。両社は、共有する価値観に基づき、企業価値の向上を目指した包括的な協業を進めることに合意しています。具体的には、JGIAが投資する企業に対し、生成AIやAI技術を用いた新規サービスの企画・開発を行い、またDXに関する人材の育成などを共同で提案していく方針です。
JGIAの代表取締役である立野公一氏は、経営支援の幅が広がったことを喜び、エクサウィザーズとの提携によって企業成長の支援をさらに強化できると述べました。また、エクサウィザーズの代表取締役社長である春田真氏も、この業務提携を非常に嬉しく思い、両社が持つ能力を融合させ、企業の変革や価値向上を目指した具体的な成果を創出していくことに大きな期待を寄せています。
この提携によって、特に注目されるのが第一号案件での成果です。エクサウィザーズは、AIを駆使することで、JGIAの投資先企業における業務効率化を進め、新たなビジネスチャンスを模索します。
エクサウィザーズは、2016年に設立された企業で、AIを活用した新たなサービス開発を通じて産業革新を促し、社会のさまざまな課題を解決することを目指しています。東京を拠点に、日々進化するデジタル化社会において、企業に必要な支援を提供し続けてきました。
この業務提携は、AI技術の進化と企業支援の融合を図るものであり、今後の成長戦略において重要な一歩となることでしょう。両社は、互いの専門性を活かしながら、顧客企業に対するさまざまなサービスの提供を行っていくことで、競争力を高めていくとしています。