就労支援セミナー:IBDと共に働き続けるコツ
炎症性腸疾患(IBD)は、患者の生活やキャリアに多大な影響を及ぼすことが知られています。このたび、株式会社グッテは田辺三菱製薬株式会社と協力し、「IBDと共に働き続けるコツ ~よりよいキャリアを築く『伝え方』の工夫~」という就労支援セミナーを開催します。このセミナーは、IBDの患者さんおよびそのご家族を対象に、治療と仕事の両立をテーマにした内容となっています。
セミナーの目的
IBD患者さんたちは、腹痛や下痢などの消化器症状に悩まされながら、社会での生活を送っています。症状が悪化すると、入院が必要になることもあり、結果として仕事との両立が難しくなってしまうことがあります。そこで、今回のセミナーは、患者がどのようにしてキャリアを築き、仕事と治療を両立させることができるかをまさに「伝え方」の工夫を通じて学ぶ場です。
イベントの詳細
- - 日時:2024年9月1日(日)12:00~14:00
- - 場所:オンライン(Zoom)
- - 対象:IBD患者・その家族、難病患者の就労に関心のある方、患者さんと関わる仕事をされている方
プログラム内容
1.
第一部 12:00~12:45 講演
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講演者:大谷翔氏(共愛学園前橋国際大学)
- テーマ:「よりよいキャリアを築く『伝え方』の工夫 ~治療との両立をコミュニケーションから考える~」
- このセッションでは、IBD患者さんが社会で働き続けるためのコミュニケーション手法について、具体的なアドバイスや事例を交えて話します。
2.
第二部 12:45~14:00 ディスカッション
- 大谷氏およびIBD患者2名を招き、実際に体験したことや工夫を共有します。患者の声を直接聞くことで、参加者同士の貴重な気づきや共感が生まれる場となるでしょう。
申込方法
特設サイトからの申し込みが必要です。参加は匿名で無料ですので、まずは登録してリンクを取得してください。締切は2024年8月31日です。万が一、リンクが届かない場合は、指定のメールアドレスまでお問い合わせを。
講演者紹介
- キャリアコンサルタント、共愛学園前橋国際大学キャリアセンター・キャリア教育グループ長
- 様々な職業選択やキャリア形成に関する教育を通じ、実績を重ねてきたプロフェッショナルです。
炎症性腸疾患について
炎症性腸疾患(IBD)は、腸の粘膜に潰瘍を引き起こす病気であり、潰瘍性大腸炎やクローン病が該当します。この病気は、日常生活において腹痛や下痢、そして生活の質を低下させる重大な要因となります。これを改善するためには、患者自身が治療と向き合いながら、社会での生活をどのようにサポートしていくかが鍵となるのです。
このセミナーを通じて、IBD患者が希望と前向きな姿勢を持ち続けられるよう、多くの方々にとって有意義な情報が得られることを期待しています。参加は無料で、ぜひご参加ください!