ヴィブラムジャパンとHender Schemeの共同作 「U.F.O」
ファッション界に新たな風を吹き込む、ヴィブラムとHender Schemeのコラボレーションが実現しました。
2026年7月18日(土)、この二つのブランドが手がけたオリジナルソール第2弾「U.F.O(Unidentified Footwear Object)」の発売が決定しました。このソールはただの履物の土台を超え、革新的なフットウェアシステムとしての役割を果たします。
フットウェアシステムの新たな可能性
「U.F.O」は、ヴィブラムの高度なラバー技術とHender Schemeの独自のデザイン哲学が融合した製品です。このソールユニットは、アウトソールとフットベッドが一体となっており、従来の靴作りの常識を覆す吊り込み(ラスティング)工程を必要としない新しい構造を採用しています。このアプローチにより、製品の製造過程は大幅に合理化され、メンテナンスや将来的なパーツ交換も容易になります。
共同開発の背景
エンダースキーマは、これまでに多くのヴィブラム製のプロダクトを展開してきましたが、2021年に新たな挑戦として「よりブランドの個性を表現できるオリジナルソールの開発」をヴィブラムに提案しました。この発案がきっかけとなり、両社の共同開発プロジェクトがスタートしました。
第一弾ではエンダースキーマの象徴的なソールをアップデートし、続く今回の「U.F.O」では、さらなる進化が遂げられています。
革新的なソールデザイン
この「U.F.Oソールユニット」は、一般的な靴作りの吊り込み工程を必要としませんが、その理由は構造にあります。アウトソールの外縁を広げ、それにアッパーを重ねたうえで直接縫い付ける独自のデザインが採用されているのです。さらに、スナップフィット構造により、接着剤を使用せずに組み立てることができます。これにより、強度やしなやかさを持ちつつ、製造時の効率も向上しました。
ユニークなアウトソールデザイン
「U.F.Oスソールユニット」は、ヴィブラムの代表的なCarrarmato(カラルマート)ソールをベースに、ユニークなラグデザインを施しています。この斬新なデザインは、歩行時に必要なグリップ性能や排水性を確保しつつ、日本の伝統的な歩行様式をサポートすることが考慮されています。ニーズに応じて体が自然に動くことを目指したデザイン哲学がここに反映されています。
今後の展望とフットウェアの可能性
ヴィブラムは今後も、世界中のブランドと共に新たなフットウェアの可能性を模索していく意向を示しています。「Connection Lab」という共創プログラムの一環として、エンダースキーマとの共同作業を通じ、デザインや製造技術、文化的背景などを相互に交流しながら進められたこのプロジェクトは、ただの靴を作るのではなく、新たな文化や体験を生み出す意義も持っています。
「Foot Diversity」研究を基にしたこの取り組みでは、足の多様性を尊重し、それぞれの足に合わせた靴作りを進めています。この作品は、単なるオリジナルソールの開発にとどまらず、デザイン、文化、歩行、素材、製造技術と複合的に関連する新たなアプローチを示唆します。
発売情報
「U.F.O」の発売日は2026年7月18日(土)で、モデルは「U.F.O / mar」と「U.F.O / ven」の2種類があります。また、カラーはブラック、ネイビー、チョコ、ブラウンの4色展開で、素材にはスムースカウレザーとEVAが使用されています。
価格は、U.F.O / marが36,300円(税込)、U.F.O / venが39,600円(税込)です。これらはエンダースキーマの直営店「スキマ」および公式オンラインショップで購入可能です。
結論
業界に新しい価値を提供する「U.F.O」は、ヴィブラムの技術とHender Schemeの創造性が見事に融合した製品です。今後の展開にもぜひ注目して、革新がもたらす新しい履物の世界を体験してみてください。