燕のステンレスストロー
2022-07-15 15:04:23

新潟・燕のサステナブルなステンレスストロー、海外進出を目指すプロジェクト

新潟・燕発のサステナブルなステンレスストロープロジェクト



新潟県燕市から、世界に向けたサステナブルなプロジェクトが始まっています。Cuet Inc.が立ち上げたこのプロジェクトは、技術力の高さで知られる燕の金属加工技術を駆使したステンレスストローを中心に、海外の人々に自分について考える「きっかけ」を提供しようとしています。プロジェクトは、2022年7月13日から8月29日までの間、クラウドファンディングサイトKICKSTARTERにて展開されています。

クラウドファンディングの成功を目指すCuet



Cuetが開発したステンレスストローは、発売からわずか8分で2,000本が売れたという人気商品です。このプロジェクトの目的は、日本国内だけでなく、海外にもその魅力を伝え、より多くの人々にサステナブルな生活様式を考えてもらうことです。

特に、今回新たに発売される「Space black」という色は、そのスタイリッシュなデザインで多くの人々に受け入れられることを狙っています。日本の方も参加可能で、公式Instagramを通じて購入の詳細が案内されています。

環境への意識を高める「きっかけ」を提供



Cuetのステンレスストローは、特に若い女性に人気で、SDGs達成に向けた取り組みが進む中で、環境問題を普段の生活の中に取り入れやすいアイテムとして注目されています。「かわいい」と思えるステンレスストローを持つことで自然とサステナビリティに意識が向き、その結果、自分自身の選択について考えるきっかけが生まれます。

特に、日本では普段は意識しない環境問題を、Cuetのストローを通じて「自分ごと」として考えるきっかけを提供したいというのが、Cuetの目指すところです。

日本の金属加工技術を世界に発信



Cuetのステンレスストローは、全て燕の工場で製造されています。日本国内で流通する金属洋食器の90%以上が燕で生産されていることは、燕の金属加工技術の高さを示しています。過去にはノーベル平和賞授与式で使用されるカトラリーの製造や、Apple社製品のパーツ生産など、世界的にも注目されています。

このプロジェクトでは、新しい色の「Space black」が加わり、両タイプのステンレスストローの細部には、燕の職人たちのこだわりが詰まっています。特に、口に触れる部分の「研磨」技術にこだわり、安全で快適な飲み心地を追求しています。表面加工はマットな質感が特徴で、使用することで技術の高さを実感していただけます。

さらに、Cuetの製品は「メイド・イン・ツバメ」という認証も取得し、燕の金属加工の代表的な製品として、海外市場にもアピールしています。

プロジェクトの詳細と今後の目標



KICKSTARTERでのプロジェクトは、海外向けに展開されるため、サイト上では英語での表示がされています。商品は8種類あり、価格帯は約¥2,980〜¥27,000となっています。国内発送は2022年9月から、海外発送は11月から順次行われる予定です。

Cuet Inc.は2021年に法人化されたブランドで、代表の中野が「かわいい」と感じることで社会問題に触れることができるという、「きっかけ」を届けることをミッションとしています。

本プロジェクトは、SDGsの達成だけでなく、日本の伝統技術の継承や、海外から日本を魅力的に感じてもらうことを目的としています。プロジェクトが終わった後も、Cuetは「きっかけ」を届けるための活動を続けていく予定です。

新潟・燕のステンレスストローが、多くの人々にサステナブルな選択を考える機会となることを期待しています。

会社情報

会社名
株式会社Cuet
住所
東京都渋谷区渋谷2-6-11花門ビル 3F
電話番号
080-5922-1807

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