国産冷凍野菜の未来を開く「全国冷凍野菜アワード」
冷凍食品PR連盟株式会社(東京都港区、代表:西川剛史)が、一般社団法人日本野菜ソムリエ協会と共催で、国産冷凍野菜の活性化を目指す「第1回全国冷凍野菜アワード」を実施します。この取り組みは、製品の評価を通じて生産者を応援し、日本の農業のさらなる発展を目指しています。
アワードの意義と目標
国産の冷凍野菜は、多くの家庭で利用される食材ですが、その品質や魅力は十分に知られていないのが現状です。そこで、本アワードを通じて、冷凍野菜の専門家である野菜ソムリエが選定することで、その評価を社会に広め、生産者を応援していくことを目的としています。評価基準は、「食味」「使いやすさ」「デザイン」「開発ストーリー」「環境配慮」の5つで、プロの目線から見た冷凍野菜の魅力を引き出します。
発起人・西川氏の思い
発起人の西川剛史氏は、「冷凍技術を活用することで、忙しい現代人でも健康的な食生活を手軽に実現できる」と語ります。冷凍野菜は、下処理が施されているため、手軽に料理に利用でき、また、長期保存が可能である点から、農業や食品ロス、物流問題の解決にも寄与できると述べています。このアワードを通じて国産冷凍野菜の価値を再評価し、より良い社会を実現することを期待しています。
アワードの詳細
主催・後援
主催:日本野菜ソムリエ協会
後援:冷凍食品PR連盟
協力:フクシマガリレイ株式会社
エントリー期間
2024年9月30日(月)まで
審査会日程
専門家食味審査:2024年10月31日(木)・11月1日(金)
会場:フクシマガリレイ株式会社 F'S DESIGN COURT 東日本支社
結果発表・表彰式
結果発表:2024年11月7日(木)
表彰式:2024年11月19日(火)
会場:フクシマガリレイ株式会社 F'S DESIGN COURT 東日本支社
エントリー条件
エントリーする冷凍野菜は以下の条件を満たす必要があります。
国産冷凍野菜商品
原材料が国産で、加工地が日本の素材品
既に販売中の商品(販売チャネルは問わない)
* 食品表示があること
また、審査会への参加には、試食用と展示用の商品提供が必須です。エントリーフォームは特設ページにて受付中です。
冷凍野菜の社会的メリット
冷凍野菜は、手軽な調理、食品ロスの削減、環境への配慮、栄養価の保持など多くの利点があります。これらのメリットは、現代社会が抱える食品関連の課題解決にも貢献します。冷凍野菜を活性化させることで、日本の食文化の発展にもつながることが期待されています。
運営団体について
日本野菜ソムリエ協会は、2001年に設立された団体で、野菜や果物に関する普及活動を行っています。その専門家である野菜ソムリエが選ぶ青果物の品評会「全国青果物選手権」を通じて、受賞した商品が注目を集める一方で、冷凍食品PR連盟も設立されたばかりですが、この分野において教育やPR、アワード事業を進めています。
この「第1回全国冷凍野菜アワード」は、国産冷凍野菜の未来を切り拓く重要なステップとなることでしょう。私たちもこの取り組みに注目し、応援していきたいと思います。