大阪・関西万博に向けた盛り上がりが進む中、株式会社HashPortと一般社団法人大阪外食産業協会(ORA)は、特別なデジタルキャンペーンを開始します。このキャンペーンは、2024年8月30日から始まり、万博の開催に向けた製品体験を通じて参加者に多くの特典を提供します。
まず、大阪・関西万博のために開発されたデジタルウォレットの新機能「トークンディスカバリープログラム」が導入されます。これは、参加者が加盟する10ブランドの35店舗以上で、特典を利用できるデジタル会員証の運用を開始します。キャンペーンは2つのフェーズに分けられており、第1フェーズでは飲食店巡りがテーマとなります。この期間中、参加者はQRコードを読み取ることで特定のトークンを獲得し、特典を得る体験ができます。
特典の一つとして、加盟店舗限定のバッジやトークンがあり、これを利用することで次回の来店時にさまざまな割引やサービスを受けることができます。さらに、貯めたトークンでガチャに挑戦することで、他の加盟店で使えるクーポンや特製グッズを入手することができます。特典内容には、大阪・関西万博の入場チケット、特製グッズなども含まれており、これらはメンバーシップレベルによっても異なります。従業員にバッジを提示することで、特典を受け取ることができる流れが確立されていて、参加者は非常に便利に利用できる仕組みとなっています。
参加店舗の中には、和食や洋食、カフェなど多種多様な選択肢が揃っており、食の魅力を存分に楽しむことができる機会が提供されます。これにより、地元の飲食店が新たなファンを獲得し、リピーターの増加にもつながることが期待されます。
この取り組みの背景には、万博の理念を実現するための試みがあります。「未来社会の実験場」として大阪・関西万博が位置付けられていることから、デジタル技術を用いた新しい形の顧客体験が期待されています。
また、このキャンペーン専用のウェブサイトも開設されており、利用者は簡単にデジタルウォレットの使い方や参加方法を確認できます。アプリはiOSとAndroidの両方でダウンロード可能で、参加のハードルを下げ、より多くの人々にこの体験を楽しんでもらうことが狙いです。
株式会社HashPortの代表である吉田世博氏は、「デジタルウォレットを通じて、万博という大イベントを身近に感じてもらえる機会を提供したい」と語り、関係者はこの取り組みを通じて地域経済の活性化にも寄与したいとしています。
大阪外食産業協会代表の中井貫二氏も、「地域に密着した飲食業界の活性化と万博の盛り上げを目指して、ORA全体で協力していく」とコメント。今後も新たな店舗や特典が続々と追加される予定で、参加者は多様な体験を通じて万博を楽しむことができます。
このように、HashPort、ORA、関西イノベーションセンターの連携によるキャンペーンは、大阪・関西万博に向けた新たな顧客体験を提供し、地域の飲食業界を盛り上げる重要な一歩となるでしょう。