新たな学びの場「sumika Academy札幌本校」の開校が決定

新しい学びの場「sumika Academy札幌本校」について

2025年4月、北海道札幌市中央区に新たな通信制高校サポート校として「sumika Academy札幌本校」が設立されます。この取り組みは、株式会社すみかが鹿島山北高等学校と提携し、現代の社会における教育の重要性を背景にしたものです。

「夢を発信する」April Dreamからの実現

この学校の設立には、2023年4月1日にPR TIMESで発表された「April Dream」が影響を与えています。新たな学びの選択肢を提供するため、多くの関係者へ感謝の意を表しながら、正式な発表に至りました。

教育の背景と新たな目的

sumika Academyの開校は、学校に通うことのできない生徒が増加する現代の教育環境に対応しています。株式会社すみかは、自社で構築してきた独自の教育プログラムを通じて、知識だけでなく、創造的な思考や問題解決能力を育てることを目指しています。時代の変化によって求められるスキルにも注目し、冒険的な学びを提供します。

代表者のメッセージ

株式会社すみかの代表取締役社長、月館海斗氏は、教育関係人口1億人を目指し、子どもたちが社会とつながりながら成長できる環境を提供すると語っています。6000名以上の学校教育の支援を行ってきた実績を基に、学校に通えない生徒へのサポートも強化する必要性を感じ、sumika Academyを設立しました。

学校の特徴と教育理念

sumika Academyでは、生徒の個性を尊重し、「じぶん」と「社会」を変える力を育成人材を目指します。また、生涯学び続ける探求心を持つ「探究家」の育成にも力を入れています。この「探究家」は、問いを立てることから始まり、挑戦し続ける姿勢を育むことを目指した新たな概念です。

学びのスタンスと教育内容

本校では、探究学習とプロジェクトベース学習（PBL）の実施を通じて多様な学びを提供します。生徒は、コワーキングスペース「sumika Learning Studio」を利用し、地域の大人たちとの交流を通じて、社会の中で学ぶ体験を重視します。

毎週のカリキュラムでは、午前中に知識のインプットを行い、午後には実際の地域でのプロジェクトに参加するスタイルを取ります。この学びのスタイルにより、生徒たちは実践的なスキルを身に付けていくことが期待されます。

専任校長とその信念

sumika Academy札幌本校の校長には坪田莉來氏が就任し、彼女は「社会の中で学ぶ」という新しい教育スタイルを強調しています。坪田校長は、愛媛県出身で、法政大学で学んだ後、様々な事業に関与し、探究学習の推進に力を注いできました。

彼女は、「新たな教育を創り上げるため、生徒たちと共に挑戦を続けたい」との思いを語っています。この学校が持つ独自の教育理念は、現代社会に適応した学び方を提供するものであり、広く受け入れられることを期待しています。

今後の展望と入学情報

sumika Academy札幌本校は、2025年4月に開校予定で、同時に中等部も開校します。中等部は中学1年生から3年生を対象としたフリースクールで、個別相談の申し込みを受け付けています。これにより、多くの生徒に新しい学びの場を提供し、教育の未来を切り拓くことを目指します。

詳細や入学ご希望の方は、公式サイトやお電話でのお問い合わせが可能です。株式会社すみかは、この新たな教育の場を通じて、北海道から全国へと教育のマインドを広げていくことを確信しています。