草月流いけばな 茜ジュニアクラス展「花はこころ」開催
概要
2025年7月26日(土)と27日(日)の2日間、東京都港区の草月会館において、草月流いけばな 茜ジュニアクラス展「花はこころ」が開催されます。6年ぶりとなる本展は、家元・勅使河原茜氏とともに、いけばなを学ぶ子どもたちの作品が展示されます。この展覧会では、いけばなを通じて伝える自己表現の重要性や、創造する喜びを次世代へと引き継ぐ貴重な機会となります。
茜ジュニアクラスの魅力
茜ジュニアクラスは、1989年に設立され、現在も多様な背景を持つ3歳から18歳までの子どもたちが参加しています。彼らは月に数回、花に触れ、自由な発想でいけることを楽しんでおり、その様子はまさにのびやかです。この展覧会では、子どもたちの独自の視点や感受性が生かされた作品が並びます。
展示作品の特徴
いけばな作品は、大胆な構成から繊細な色合いまでさまざまです。子どもたちは自ら選んだ花材と器を使い、ひとつひとつの作品に心を込めていけます。その姿勢は、観る人々の心にも静かに響き、いけばなの本質を思い起こさせることでしょう。
ワークショップの案内
さらに、7月27日には「いけばなワークショップ」も開催予定です。このワークショップでは、実際にいけばなに挑戦することで、参加者は自身の手で花をいける楽しさを実感できます。初めての方でも安心して参加できるプログラムが用意されています。
ワークショップの詳細
- - 開催日: 2025年7月27日(日)
- - 時間: 午前11:00 / 午後1:00 / 午後3:00
- - 受講料: 5,000円(花材費含む)
- - 申し込み: 公式サイト
このワークショップを通じて、参加者は「自分だったらどんな花をいけるか?」と創造力を膨らませることができるでしょう。あらかじめ生けた作品をもとに、いけばなの多様性や深さを改めて体験することができます。
展覧会とワークショップの意義
このような場を提供することで、草月流は子どもたちの感性や自主性を育み続けています。いけばなを通じて、未来を担う世代の創造力を育むことは、私たちにとって重要な使命です。展覧会では、子どもたちの真摯な思いと、草月流が大切にする精神に触れられる機会が得られます。
最後に
草月流いけばな 茜ジュニアクラス展「花はこころ」にぜひ足を運んでみてください。また、ワークショップは子どもだけでなく大人も参加可能で、いけばなの楽しさを体感する貴重な機会となっています。大きな期待を胸に、このイベントで新たな発見と体験をしていただけると幸いです。現代の生活に彩りを添えるいけばなの魅力を、一緒に感じましょう。